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【蒙】🔗🔉

【蒙】 13画 艸部  区点=4456 16進=4C58 シフトJIS=96D6 《音読み》 モウ/ム/ボウ〈mng・mng・mng〉 《訓読み》 くらい(くらし)/おおう(おほふ)/おかす(をかす)/こうむる(かうむる) 《意味》 {形}くらい(クラシ)。上からおおわれてくらい。光がくらい。もやもやしてみわけがつかないさま。〈同義語〉→曚→矇。「大蒙タイモウ(日の入る所)」 {形・名}くらい(クラシ)。道理にくらい。おろかである。また、幼くて物事の道理がわからない。また、もの知らずの子ども。〈同義語〉→曚→矇。「蒙昧モウマイ」「愚蒙グモウ(おろか者)」「啓蒙=蒙ヲ啓ク」 {動}おおう(オホフ)。おかす(ヲカス)。上からかぶせる。おおいかくす。また、かぶさったものを自ら進んでおしのける。「蒙葺モウシュウ(屋根をかぶせてふく)」「蒙死=死ヲ蒙ス」「上下相蒙=上下アヒ蒙フ」〔→左伝{動}こうむる(カウムル)。ある事を身にうける。また、かぶる。「蒙難=難ヲ蒙ル」「蒙恩=恩ヲ蒙ル」 {名}周易の六十四卦カの一つ。坎下艮上カンカゴンショウの形で、おおわれてくらい状態をあらわす。 {名}蒙古モウコ(モンゴル)の略。「漢蒙(漢人とモンゴル人)」 《解字》 会意兼形声。下部の字(音モウ)は、ぶたの上におおいをかぶせたことを示す。蒙はそれを音符とし、艸を加えた字で、草がおおいかぶさるの意。 《単語家族》 冒モウ・ボウ(かぶせる、おかす)濛モウ(水気がおおう)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物 →主要人名

漢字源 ページ 3823