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【蔚然】🔗🔉

【蔚然】 ウツゼン 草木がこんもりと茂っているさま。「望之蔚然而深秀者、琅邪也=コレヲ望ムルニ蔚然トシテ深秀ナル者ハ、琅邪ナリ」〔→欧陽脩多くのものが一団をなしてならんでいるさま。『蔚爾ウツジ』

【蔚藍天】🔗🔉

【蔚藍天】 ウツランテン 深みのあるあお色の天。碧空ヘキクウ。蒼天ソウテン。「上有蔚藍天、垂光抱瓊台=上ニ蔚藍ノ天有リ、光ヲ垂レテ瓊台ヲ抱ク」〔→杜甫

【蔡】🔗🔉

【蔡】 14画 艸部  区点=7281 16進=6871 シフトJIS=E4EF 《音読み》 サイ〈ci〉 《意味》 {名}小さな雑草。〈類義語〉→芥カイ{名}法則。のり。 {名}占いに用いる大きな亀カメ。「臧文仲居蔡=臧文仲蔡ヲ居ケリ」〔→論語{名}周代の国名。今の河南省上蔡県の西南にあった。楚ソに滅ぼされた。 《解字》 形声。「艸+音符祭」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

【蔡侯紙】🔗🔉

【蔡侯紙】 サイコウシ 紙のこと。▽後漢の蔡倫サイリンが発明したのでいう。

【蔡文姫】🔗🔉

【蔡文姫】 サイブンキ・サイエン〈人名〉[エン]は本名。後漢の人。女流詩人。文姫ブンキは字アザナ。音楽に通じ、父のひく琴の弦が切れたとき、その弦を見ないでいいあてたという。夫、衛仲道に死なれ、匈奴キョウドに捕らえられたが、二〇年後、曹操ソウソウにつれもどされた。その間の事情を楽府ガフ体の歌である『胡笳コカ十八拍』『悲憤詩』につくった。

【蔡京】🔗🔉

【蔡京】 サイケイ〈人名〉1047〜1126 北宋ホクソウ末の大臣。仙遊センユウ(福建省)の人。字アザナは元長。王安石の新法を再興し政治を独断して非難された。

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