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【虎杖】🔗🔉

【虎杖】 コジョウ 草の名。新芽は食用にし、根茎は薬用にする。いたどり。

【虎臣】🔗🔉

【虎臣】 コシン 勇ましい家来。「矯矯虎臣=矯矯タル虎臣」〔→詩経護衛の家来。

【虎尾春氷】🔗🔉

【虎尾春氷】 コビシュンピョウ〈故事〉とらの尾と春の氷。非常な危険をおかすこと。▽「書経」君牙篇の「心之憂危、若蹈虎尾渉于春冰(=氷)=心ノ憂ヒ危フキコト、虎ノ尾ヲ蹈ミ春ノ氷ヲ渉ルガゴトシ」から。

【虎拝】🔗🔉

【虎拝】 コハイ 家臣が主君に拝掲するときに行う礼。「虎拝稽首、天子万年=虎拝稽首ス、天子万年」〔→詩経

【虎威】🔗🔉

【虎威】 コイ とらの威光。勢力の強い威光のこと。漢代、役所の名。夜警の役目にあたる。

【仮虎威】🔗🔉

【仮虎威】 トラノイヲカル〈故事〉弱い者が権力者の威光を借りていばることのたとえ。きつねがとらの威光を借りて他の獣をおどかしたという「戦国策」楚の説話から。

【虎変】🔗🔉

【虎変】 コヘン〈故事〉とらの皮の模様のようなはっきりした変化。文化がりっぱに改革されること。また、徳が日ごとに進むこと。▽「易経」革卦による。「大賢虎変愚不測=大賢ハ虎変シテ愚ハ測ラズ」〔→李白

【虎巻】🔗🔉

【虎巻】 トラノマキ〔国〕兵法の秘伝書。▽兵法書「六韜」に虎韜の巻があることから。物事の奥義をしるした書物。教科書に準拠した学習参考書。

【虎豹】🔗🔉

【虎豹】 コヒョウ とらと豹。非常に勇猛な者や強暴な者のたとえ。

【虎豹之文来田】🔗🔉

【虎豹之文来田】 コヒョウノブンハカリヲキタス〈故事〉とらと豹の皮の美しさが人の狩猟を招く。才能があるためにかえって災いを招くことのたとえ。▽「田」は、狩猟。〔→荘子

【虎旅】🔗🔉

【虎旅】 コリョ 虎賁コホンと旅賁リョホン。ともに官名で、武勇をもって天子を守り、反乱をふせぐ役。

【虎狼】🔗🔉

【虎狼】 コロウ とらと、おおかみ。貪欲ドンヨクで、残酷であることのたとえ。「夫秦王有虎狼之心=ソレ秦王ニハ虎狼ノ心有リ」〔→史記

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