【表札】 ヒョウサツ〔国〕家の門や玄関にかける名ふだ。

【表示】 ヒョウジ わかるように示す。〔国〕表で作って示す。

【表出】 ヒョウシュツ あらわし出す。思想・感情の主観的、精神的なものを、動作・文字・絵画など具体的な形にあらわし出す。

【表白】 ヒョウハク 発表して明白にする。申しあげる。ヒョウビャク〔国〕法会ホウエのとき、法会の由来・わけをはっきり仏や人々につげ知らせる。また、その文章。

【表決】 ヒョウケツ 会議の案に対して賛成・反対の意志をあらわすこと。

【表具】 ヒョウグ〔国〕紙・布などをのりではり、ふすま・かけ軸などをつくること。『表装ヒョウソウ』

【表叔】 ヒョウシュク 母方のおじ。

【表的】 ヒョウテキ まと。〈同義語〉標的。「為天下表的＝天下ノ表的ト為ル」〔→後漢書〕

【表表】 ヒョウヒョウ はでに目だつさま。「子之自著、表表愈偉＝子ノオノヅカラ著ルルハ、表表トシテイヨイヨ偉ナリ」〔→韓愈〕

【表明】 ヒョウメイ 外にあらわして明確にさせる。

【表奏】 ヒョウソウ 天子に、文書に書いてさし出す文章。上奏。

【表記】 ヒョウキ 目じるし。また、目じるしとして表書きすること。標識。文字や記号で書きあらわす。また、その書き方。文章様式の名。表と記。

【表異】 ヒョウイ 普通より特に異なっているところ。また、そのところをおもてに出してはっきりさせる。

【表経】 ヒョウケイ りっぱなてほん。『表儀ヒョウギ』「刻于金石、以為表経＝金石ニ刻シ、モッテ表経ト為ス」〔→史記〕

【表現】 ヒョウゲン あらわす。あらわれる。見たり聞いたりして得た感動を絵・言語など具体的な形にあらわすこと。