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【許渾】🔗🔉

【許渾】 キョコン〈人名〉唐代の武宗のころの役人・詩人。丹陽(江蘇コウソ省)、一説に、安陸(湖北省)の人。字アザナは仲晦チュウカイ。県知事などを経て監察御史となる。詩に巧みで、『丁卯テイボウ集』がある。

【許劭】🔗🔉

【許劭】 キョショウ〈人名〉150〜95 後漢の学者・隠者。汝南ジョナン(河南省)の人。字アザナは子将。毎月題目をきめて人物批評(月旦評ゲッタンヒョウ)をしたことで名高い。→「月旦評ゲッタンヒョウ」

【許慎】🔗🔉

【許慎】 キョシン〈人名〉後漢の学者。汝南ジョナン・召陵(河南省中部)の人。字アザナは叔重・叔仲。官職は南閣祭酒になった。五経については無双といわれ、98年中国最初の字書『説文セツモン解字』を著し、六書リクショの説を述べ、文字の構造についての説明をした。文字学の祖といわれる。

【許仲康】🔗🔉

【許仲康】 キョチュウコウ・キョチョ〈人名〉[チョ]は本名。三国時代、魏ギの武将。今の安徽アンキ省亳ハク県の人。仲康は字アザナ、諡オクリナは壮。曹操ソウソウを助けた。虎トラのように強い人であったので、虎痴コチといわれた。

【許由】🔗🔉

【許由】 キョユウ〈人名〉古代、伝説上の隠者。帝尭ギョウが位をゆずろうとしたら、拒絶して箕山キザンにかくれ住んだという。のち、帝尭から九州の長官に召されたとき、けがらわしいことを聞いたと言って、潁川エイセンの水で耳を洗ったという。潁水隠士とも。→「箕山之節キザンノセツ」→「洗耳センジ」

【訣】🔗🔉

【訣】 11画 言部  区点=2377 16進=376D シフトJIS=8C8D 《音読み》 ケツ/ケチ〈ju〉 《訓読み》 わかれる(わかる) 《意味》 ケッス{動}わかれる(ワカル)。人ときっぱりとわかれる。また、死別する。「訣別ケツベツ」「東出衛郭門、与其母訣=東ノカタ衛ノ郭門ヲ出デテ、ソノ母ト訣ル」〔→史記{名}きっぱりとひと言でいいきった秘伝。技術などのいちばん大事なところ・方法。「要訣ヨウケツ」「秘訣ヒケツ」 《解字》 会意兼形声。夬ケツは「コ印(ものの欠けた形)+又(て)」の会意文字で、コ型にものをえぐりとること。そこから、思いきって切る、きっぱりわかれるという派生義が生じた。訣は「言+音符夬」。 《単語家族》 決ケツ(きっぱりと切る)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4074