【調馬】 チョウバ 馬をのりならす。馬を徴発する。

【調習】 チョウシュウ 訓練してならすこと。「調習成性、進献及時＝調習性ヲ成シ、進献時ニ及ブ」〔→白居易〕

【調停】 チョウテイ 争っている両者の間にたって和解させること。

【調理】 チョウリ 物事をぐあいよくととのえおさめる。「然後調理四時、太和万物＝シカル後ニ四時ヲ調理シ、万物ヲ太和スルナリ」〔→荘子〕からだのバランスをととのえる。保養する。〔国〕食物をうまく料理すること。

【調達】 チョウタツ ととのい通じる。物事がよく調和すること。〔国〕品物を相手の注文どおりにとりそろえること。また、品物を注文どおりにとりそろえておくること。

【調遣】 チョウケン 軍隊や人員をうごかす。

【調節】 チョウセツ まんべんなくととのえてほどよく加減する。

【調摂】 チョウセツ からだのぐあいをととのえ、健康を保つ。

【調練】 チョウレン まんべんなく練りあげる。よくならす。〔国〕兵士を訓練する。練兵。

【調戯】 チョウギ たわむれふざける。

【調調】 チョウチョウ 枯れ枝や枯れ葉がぶらさがってゆれ動くさま。▽凋凋チョウチョウに当てた用法。〔→荘子〕

【調諧】 チョウカイ ととのえやわらげる。物事を調和させ、ほどよくととのえること。「為之調諧八音以蕩其心＝コレガ為ニ八音ヲ調諧シ、モッテソノ心ヲ蕩ス」〔→史記〕

【調整】 チョウセイ ある基準にあわせて正しくととのえる。

【調護】 チョウゴ うまくやりくりしてもりたてる。物事をととのえおさめる。

【諂】 15画　言部　 区点=7559　16進=6B5B　シフトJIS=E67A 《音読み》　テン（テム）〈chn〉 《訓読み》　へつらう（へつらふ） 《意味》 ｛動｝へつらう（ヘツラフ）。人の気に入るようなことをいってこびる。おもねる。「貧而無諂＝貧シクシテ諂フコト無シ」〔→論語〕 ｛動｝よこしまなことをする。 《解字》 会意兼形声。右側の字（音カン・タン）は、くぼむ、穴におとすの意をあらわす。諂はそれを音符とし、言を加えた字。わざとへりくだって、相手を穴におとすこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語