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【転運】🔗🔉

【転運】 テンウン 貨物をはこぶ。地方から租税の穀物を車で都にはこぶこと。▽船ではこぶのを漕運ソウウンというのに対する。陰陽・運勢などがうつりめぐる。歌を歌っていて声が高くあがること。

【転運使】🔗🔉

【転運使】 テンウンシ 唐・宋ソウ代の官名。各地方から租税としてさし出された穀物を、都にはこぶ役目。のち、地方の収税・警備・裁判などをつかさどる監督官となった。

【転換】🔗🔉

【転換】 テンカン 物を置きかえて他の物とかえる。また、物が置きかわって他の物とかわる。

【転勤】🔗🔉

【転勤】 テンキン 一つの大きな組織の中で、つとめる場所がかわる。

【転軸】🔗🔉

【転軸】 テンジク・ジクヲテンズ 弦楽器の弦を調節するために、軸のねじをまわす。「転軸撥絃三両声=軸ヲ転ジ絃ヲ撥ヒテ三両声」〔→白居易

【転補】🔗🔉

【転補】 テンポ 官吏が他の職務に転任させられる。

【転落】🔗🔉

【転落】 テンラク『転墜テンツイ』ころがりおちる。おちぶれて卑しい身の上になる。〈同義語〉顛落。

【転嫁】🔗🔉

【転嫁】 テンカ 〔俗〕二度目のよめ入り。責任・まちがいなどを、他へなすりつける。「責任転嫁」

【転義】🔗🔉

【転義】 テンギ ある語で、もとの意味から変化してできた意味。

【転載】🔗🔉

【転載】 テンサイ ある書物・新聞などから記事をうつしとって、他の書物に記載する。

【転続】🔗🔉

【転続】 テンゾク 次々とうつりかわってつづく。「形気転続兮=形ト気ト転続ス」〔→賈誼

【転語】🔗🔉

【転語】 テンゴ 本来の意味から変化した意味に用いられることば。一つの語根から、発音がいくらか変化して生じたことば。派生語。

【転漕】🔗🔉

【転漕】 テンソウ 食糧・荷物などを運ぶ。▽「漕」は、水上を運ぶ。「蕭何転漕関中給食不乏=蕭何関中ヨリ転漕シ食ヲ給シテ乏シカラズ」〔→史記

【転読】🔗🔉

【転読】 テンドク〔仏〕経典を読唱すること。真読に対して、経文の字句をいちいち読まず、はじめと、途中と、終わりの数行のみ読んで、他は、経典の紙をめくって読んだことにすること。

漢字源 ページ 4344