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【冊府】🔗🔉

【冊府】 サップ 昔、帝王が、記録や文書などをしまった蔵。

【冊命】🔗🔉

【冊命】 サクメイ 皇太子・皇后などを定めるときに詔を書いて命ずること。冊封の命令。〔→書経

【冊封】🔗🔉

【冊封】 サクホウ 清シン朝の制度。皇后・皇太子などを定めること。中国の王朝が、周辺の諸民族の国王に称号を与えること。

【冊書】🔗🔉

【冊書】 サクショ 臣下に対する天子の命令を書き記した文書。勅命書。祭祀サイシに関することや、爵位・封地を与えることなどを記した文書。

【冊府元亀】🔗🔉

【冊府元亀】 サップゲンキ〈書物〉一〇〇〇巻。宋ソウの王欽若オウキンジャク(962〜1025)ほかの編。1013年成立。真宗の勅命をうけて編集した類書(百科全書)で、『太平御覧タイヘイギョラン』とともに宋代の類書中の圧巻。古代から五代までの君臣の事績を三一部一一〇四門に分けて記述してある。歴代の中では五代に関する部分が最も史料的価値が高いとされている。もともと天子が政治をとる際の教科書として編まれたもので、他の類書と異なり小説の類はいっさい収めてない。

【冉】🔗🔉

【冉】 5画 冂部  区点=4939 16進=5147 シフトJIS=9966 《音読み》 ゼン(ゼム)/ネン(ネム)〈rn〉 《意味》 {形}しなやかなさま。長くたれたひげのようなさま。 {形}ひげのように、じわじわと伸びて進むさま。「荏冉ジンゼン(じわじわとのびるさま)」 《解字》 象形。ふたすじのひげがしなやかにたれた姿を描いたもの。 《単語家族》 髯ゼン(やわらかいほおひげ)染セン・ゼン(じわじわと汁に浸す)粘(やわらかくねばりつく)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

【冉冉】🔗🔉

【冉冉】 ゼンゼン じわじわといくさま。だんだん進むさま。年月のたつさま。「老冉冉其将至兮=老冉冉トシテソレマサニ至ラントス」〔→楚辞しなやかで柔らかいさま。「柔条紛冉冉=柔条紛トシテ冉冉タリ」〔→曹植

漢字源 ページ 436