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【轅門】🔗🔉

【轅門】 エンモン 陣中で車を倒してながえを向かいあわせ、陣営の門としたもの。〔→周礼役所の外門。

【轅駒】🔗🔉

【轅駒】 エンク〈故事〉車のながえにつながれた馬。▽自由にならないものにたとえる。『轅下駒エンカノク』〔→史記

【轄】🔗🔉

【轄】 17画 車部 [常用漢字] 区点=1977 16進=336D シフトJIS=8A8D 《常用音訓》カツ 《音読み》 カツ/ゲチ/カイ〈xi〉 《訓読み》 くさび 《意味》 {名}くさび。車輪が車軸から抜けないようにおさえとめるもの。わくからはずれないようにおさえるとめ金。「車轄」 {動}物事のわくがはずれないように、おさえとめる。とりしまる。「管轄」「総轄官」「提轄(宋ソウ・元ゲン時代、軍の隊長)」 {形}車輪ととめ金とがうちあたって、かつかつと音をたてるさま。「轄轄カツカツ・カイカイ」 《解字》 会意兼形声。害ガイ・カツは、口の上にふた(おおい)をかぶせておさえたさまを示す会意文字。途中でおさえとめるの意を含む。轄は「車+音符害」で、車輪が軸から抜けないようにとめるくさび。 《単語家族》 遏アツ(おさえとめる)割カツ(途中で切って伸びをとめる)などと同系。 《熟語》 →下付・中付語

【轂】🔗🔉

【轂】 17画 車部  区点=7756 16進=6D58 シフトJIS=E777 《音読み》 コク〈g〉 《訓読み》 こしき 《意味》 {名}こしき。車輪の中心にあるまるい部分。▽ここに輻ヤがあつまり、その中を車軸がつらぬき、車体と車輪とが接合している。「三十輻、共一轂=三十輻、一轂ヲ共ニス」〔→老子「轂轂コクコク」とは、かたくまるいものがこちこちとふれあうさま。 「推轂スイコク」とは、車のこしきを押すように、人の仕事を助けること。また、才能のある人を推薦すること。「其推轂士及官属丞史、誠有味=ソノ士及ビ官属丞史ヲ推轂スルヤ、誠ニ味有リ」〔→史記〕 《解字》 会意兼形声。「車+音符殻コク(かたい外わく)の略体」。真ん中に心棒をとおす穴があり、周囲のわくがかたくしまって、殻状をしている車のこしきのこと。 《単語家族》 殼コク(=殻。かたいものをこつこつとたたく)穀コク(かたいからをかぶった穀物の実)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 4368