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【邑】🔗🔉

【邑】 7画 邑部 [人名漢字] 区点=4524 16進=4D38 シフトJIS=9757 《音読み》 ユウ(イフ)/オウ(オフ)〈y〉 《訓読み》 くに/むら 《名付け》 くに・さと・さとし・すみ・むら 《意味》 {名}くに。殷イン代には、王の直轄のみやこの地。周代には、天子・諸侯および豪族のおさめる領地のこと。「大邑商(商、つまり殷代の都)」「采邑サイユウ(領地)」 {名}むら。国の中心のみやこを都というのに対して、地方の町やむらのこと。「都邑トユウ」「同邑ドウユウ(同郷の人)」「邑里ユウリ」 「邑邑ユウユウ」とは、気がふさがってうっとうしいさま。〈同義語〉悒悒ユウユウ。〈類義語〉於邑オユウ。「安能邑邑待数十百年以成帝王乎=イヅクンゾヨク邑邑トシテ数十百年ヲ待チテモッテ帝王ト成ランヤ」〔→史記〕 《解字》 会意。「□(領地)+人の屈服したさま」で、人民の服従するその領地をあらわす。中にふさぎこめるの意を含む。のち(おおざと)の形となり、町や村、または場所をあらわすのに用いる。 《類義》 →都 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【邑人】🔗🔉

【邑人】 ユウジン むらの人。むらびと。村民。『邑子ユウシ』「邑人訴之=邑人コレヲ訴フ」〔→左伝

【邑入】🔗🔉

【邑入】 ユウニュウ 領地からはいる税の収入。「其食客三千人、邑入不足以奉客=ソノ食客三千人、邑入モッテ客ニ奉ズルニ足ラズ」〔→史記

【邑邑】🔗🔉

【邑邑】 ユウユウ 多くの村々。「都都相望、邑邑相属=都都アヒ望ミ、邑邑アヒ属ク」〔→班固→〈意味〉いじけて微弱なさま。

【邑里】🔗🔉

【邑里】 ユウリ むらざと。『邑落ユウラク』

【邑居】🔗🔉

【邑居】 ユウキョ むらざと。むらざとに住むこと。さとずまい。

【邑宰】🔗🔉

【邑宰】 ユウサイ むらざとをおさめている長。村長。県令のこと。

【邑頌】🔗🔉

【邑頌】 ユウショウ 神々をほめたたえる内容をもった、いなかの祭りの歌。

漢字源 ページ 4509