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【邪】🔗⭐🔉
【邪】
8画 邑部 [常用漢字]
区点=2857 16進=3C59 シフトJIS=8ED7
《常用音訓》ジャ
《音読み》
ジャ
/シャ
〈xi
〉/
ヤ
〈y
〉
《訓読み》 よこしま/や/か
《意味》

ジャナリ{名・形}よこしま。くいちがい。正道からはずれて、ねじけている。〈対語〉→正。「姦邪カンジャ(わる者)」「邪不勝正=邪ハ正ニ勝タズ」「邪説暴行有作=邪説暴行作ルコト有リ」〔→孟子〕
{名}漢方医学で、陰陽がバランスを失ってひずんだこと。また、アンバランスによって生じる病気のこと。「邪気」「風邪フウジャ(かぜの病)」「湿邪シツジャ(湿気が多すぎておこる病)」

{助}や。か。文末につけて疑問をあらわす助詞。〈同義語〉→耶・→也。「顧不易邪=顧ツテ易カラズヤ」〔→史記〕
「琅邪ロウヤ」とは、(イ)地名。山東半島の東岸、今の諸城県の地にあたる。漢代に郡が置かれた。(ロ)山東省東南部にある山の名。琅邪山。
《解字》
会意兼形声。牙は、くい違った組み木のかみあったさまを描いた象形文字。邪は「邑(むら)+音符牙」。もと琅邪という地名をあらわした字だが、牙の原義であるくい違いの意をもあらわす。
《単語家族》
齬ゴ(くい違い)
忤ゴ(くい違い)
牙と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語

















漢字源 ページ 4513。