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【金丸】🔗🔉

【金丸】 キンガン 月の別名。黄金製の弾丸。「背把金丸落飛鳥=背ニ金丸ヲ把ツテ飛鳥ヲ落トス」〔→李賀果実で、小さくて黄色いもの。さくらんぼ・金柑キンカンなど。

【金巾】🔗🔉

【金巾】 キンキン 金でつくったかぶりもの。カナキン〔国〕綿布の一種。▽もと、ポルトガル語canequimにあてたもの。

【金口】🔗🔉

【金口】 キンコウ 軽々しく発言しないこと。ことばをたいせつにすることのたとえ。貴重なことば。「金口玉音」天子のことば。コンク〔仏〕仏の口のこと。仏の舌が金色であり、またかたくてかわらないことをいう。転じて、仏の説く教え。

【金口木舌】🔗🔉

【金口木舌】 キンコウボクゼツ 法令を発布したり、教えを垂れたりする時に振って、聴衆に注意をうながす大きな鈴。木鐸ボクタク。▽文事に用いる。〔→論語転じて、学者が官職について、教えを実行することのたとえ。

【金山】🔗🔉

【金山】 キンザン 黄金のとれる鉱山。こがねの山。学問や道徳などの崇高で奥深いことのたとえ。

【金子】🔗🔉

【金子】 キンシ 金の小さなたま。黄色い小さな果実のこと。『金銭キンセン』貨幣。おかね。▽キンスとも読む。

【金丹】🔗🔉

【金丹】 キンタン 仙人センニン・道士などが黄金をねってつくるという、不老不死の薬。練金丹。〔→抱朴子

【金天】🔗🔉

【金天】 キンテン 秋の空。秋天。また、秋の季節の神。西方の空。

【金斗】🔗🔉

【金斗】 キント ひのし。熨斗ウット。今のアイロンのようなもの。「金斗熨波刀剪紋=金斗ハ波ヲ熨シテ刀ハ紋ヲ剪ル」〔→白居易黄金でつくったひしゃく。鉄製の一斗ます。とんぼがえりをする。宙がえり。〈同義語〉筋斗。「翻金斗(とんぼがえりする)」

【金文】🔗🔉

【金文】 キンブン 古代の鐘・鼎カナエなどの金属器に刻まれた古代の文字。鐘鼎文ショウテイブン。金泥で書かれた、黄金色の文字。天子の出す詔勅などを尊敬していうことば。

【金玉】🔗🔉

【金玉】 キンギョク 黄金と玉。また、転じて、貴重なもののたとえ。「毋金玉爾音、而有遐心=ナンヂノ音ヲ金玉ニシテ、遐心有ルコトナカレ」〔→詩経みがきあげて美しくする。「追琢其章、金玉其相=ソノ章ヲ追琢シ、ソノ相ヲ金玉ニス」〔→詩経

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