複数辞典一括検索+

【鉛】🔗🔉

【鉛】 13画 金部 [常用漢字] 区点=1784 16進=3174 シフトJIS=8994 《常用音訓》エン/なまり 《音読み》 エン〈qin〉 《訓読み》 なまり 《意味》 {名}なまり。灰白色で柔らかく、とかせば水のように流れる金属。金属元素の一つ。「鉛刀」 {名}おしろい。▽鉛の酸化した白い粉末。化粧や、文字の抹消などに使う。「鉛粉」「鉛黛エンタイ」 {動}そう。ルートにしたがって流れる。▽沿に当てた用法。 《解字》 会意兼形声。右側は、穴から水の流れ出ることを示す会意文字。沿の原字。鉛はそれを音符とし、金を加えた字で、とけると水のように低い所をつたわって流れる金属。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

【鉛刀】🔗🔉

【鉛刀】 エントウ 鉛の刀。切れ味が悪く、役にたたない刀のこと。なまくら刀。▽役にたたないものにたとえることもある。「干将易折、鉛刀善蔵=干将ハ折レ易ク、鉛刀ハ善ク蔵ス」〔→呉偉業

【鉛刀一割】🔗🔉

【鉛刀一割】 エントウイッカツ〈故事〉鉛の刀でも、一度は物を断ち切ることができる。▽自分の力でも、なんとかお役にたとうということ。〔→後漢書

【鉛丹】🔗🔉

【鉛丹】 エンタン 道家で、鉛をねってつくったくすり。赤色の粉末の、鉛の酸化物。絵の具・顔料・さびどめなどに用いる。

【鉛白】🔗🔉

【鉛白】 エンパク 鉛を成分とする白色の顔料。塗料やおしろいなどに用いた。

漢字源 ページ 4601