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【鐸】🔗🔉

【鐸】 21画 金部  区点=3488 16進=4278 シフトJIS=91F6 【鈬】異体字異体字 12画 金部 区点=7869 16進=6E65 シフトJIS=E7E3 《音読み》 タク/ダク〈du〉 《訓読み》 おおすず(おほすず) 《意味》 {名}おおすず(オホスズ)。振って鳴らす大きなすず。すずの舌が木製のものを木鐸ボクタク、金属製のものを金鐸キンタクといい、昔、政令を発する時、文事には木鐸、武事には金鐸を用いた。 {名}軒につるして、その音を楽しむすず。風鈴。 《解字》 会意兼形声。右側の字(音エキ・タク)は、一定の間をおいて連続する意を含む。鐸はそれを音符とし、金を加えた字で、一定の間をおいて、ちんちんと鳴る金属製のすず。 《熟語》 →下付・中付語

【鐺】🔗🔉

【鐺】 21画 金部  区点=7938 16進=6F46 シフトJIS=E865 《音読み》 トウ(タウ)〈dng〉/ソウ(サウ)/ショウ(シャウ)〈chng〉 《訓読み》 こて/こじり 《意味》 {名}こて。左官が泥をおしあてて壁を塗る道具。〈類義語〉→鏝マン{名}とんとんと鳴る鼓の音の形容。 {名}火にあてて酒を温めるのに用いる三本あしのなべ。また、平底の浅いなべ。 〔国〕こじり。刀の鞘サヤの末端につける装飾の金具。 《解字》 会意兼形声。「金+音符當(あてる、おしあてる)」。

【鑓】🔗🔉

【鑓】 21画 金部  〔国〕 区点=4490 16進=4C7A シフトJIS=96F8 《訓読み》 やり 《意味》 やり。武器の名。長い柄に細長い刃をつけたもの。槍。 《解字》 「金+遣(やるの連用形やり)」からなる日本製の漢字。

【鑑】🔗🔉

【鑑】 23画 金部 [常用漢字] 区点=2053 16進=3455 シフトJIS=8AD3 【鑒】異体字異体字 23画 金部 区点=7940 16進=6F48 シフトJIS=E867 《常用音訓》カン 《音読み》 カン(カム)/ケン(ケム)〈jin〉 《訓読み》 かがみ/かんがみる 《名付け》 あき・あきら・かた・かね・しげ・のり・み・みる 《意味》 {名}かがみ。光の反射を利用して物の姿・形などをうつす道具。▽昔は水かがみを用い、盆に水を入れ、上からからだを伏せて顔をうつした。春秋時代からのちは、青銅の面を平らにみがいて姿をうつす。「漢鑑(漢代のかがみ)」「宝鑑(たいせつなかがみ)」 {名}かがみ。姿をうつして見て、自分の戒めとする材料。戒めとなる手本や前例。「亀鑑キカン(物事の規準になる、占いやかがみ→手本)」「鑑戒」「商鑑不遠=商鑑遠カラズ」 {名}かがみ。検討の資料や、手本となる文書。転じて、手形や、人に見せるしるし。 {動}かんがみる。かがみにうつす。転じて、前例をみてよしあしを考える。また、よく見て品定めをする。検討する。「鑑別」「鑑定」 {名}大きな鉢ハチ。水かがみに使えるような盆のこと。 {動}ごらんいただきたいとの意味をあらわす書簡用語。「台鑑」 《解字》 会意兼形声。監カンは「伏し目+人+皿サラに水を入れたさま」の会意文字で、水かがみの上にからだを伏せて、顔をうつすことをあらわす。のち青銅をみがいたかがみを用いるようになったので、金へんをそえ、鑑の字となった。鑑は「金+音符監」。→監 《単語家族》 監(よしあしを見定める)覽ラン(=覧。伏し目で下の物を見る)と縁が近い。 《類義》 →鏡 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

漢字源 ページ 4662