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【陸九淵】🔗🔉

【陸九淵】 リクキュウエン〈人名〉1139〜92 南宋ナンソウの学者。金渓(江西省)の人。字アザナは子静、号は象山ショウザン。朱熹シュキと対立して心即理説(主観的唯心論)を説き、宋代の学問を二分して、後の王陽明の学問につながる道学の一派を形成した。『陸象山全集』がある。

【陸贄】🔗🔉

【陸贄】 リクシ〈人名〉754〜805 中唐の政治家・文人。字アザナは敬輿ケイヨ、諡オクリナは宣。徳宗のとき、大臣となった。その奏議の文章を集めた書である『陸宣公奏議』は、後世、政治についての必読書とされた。

【陸佃】🔗🔉

【陸佃】 リクデン〈人名〉1042〜1102 宋ソウ代の官僚・学者。山陰(浙江セッコウ省紹興県)の人。字アザナは農師、号は陶山。若いころ苦学して、王安石に学問をうけたが、その新法には従わなかった。著に『陶山集』などがある。

【陸徳明】🔗🔉

【陸徳明】 リクトクメイ〈人名〉556〜627 唐初の学者。呉ゴ(江蘇コウソ省蘇州市)の人。名は元朗、徳明は字アザナ。著に『経典釈文』がある。

【陸法言】🔗🔉

【陸法言】 リクホウゲン〈人名〉隋ズイ代の学者。名は慈、また詞、法言は字アザナ。劉臻リュウシン・顔之推ガンシスイなどと『切韻』を著し、中国の音韻学史にきわめて大きな貢献をした。

【陸游】🔗🔉

【陸游】 リクユウ〈人名〉1125〜1210 南宋ナンソウの詩人。山陰(浙江セッコウ省紹興ショウコウ市)の人。字アザナは務観。号は放翁。蜀ショク(四川シセン省)の自然を愛し、多くの詩を残した。南宋最大の詩人とされ、詩風は剛健な叙情味を持ち、憂国の詩人でもあり、田園詩人でもあった。著に『剣南詩稿』『入蜀記』『渭南イナン文集』などがある。

【隆】🔗🔉

【隆】 11画 阜部 [常用漢字] 区点=4620 16進=4E34 シフトJIS=97B2 《常用音訓》リュウ 《音読み》 リュウ/ル〈lng〉 《訓読み》 たかい(たかし)/さかん/たかくする(たかくす)/さかんにする(さかんにす) 《名付け》 お・おき・しげ・たか・たかし・とき・なが・もり・ゆたか 《意味》 {形}たかい(タカシ)。もりあがっている。「隆準リュウジュン・リュウセツ(もりあがっている鼻すじ。一説にほお骨)」 リュウナリ{形}さかん。さかんにもりあがるさま。ぶあつい。ていねいな。「隆盛」「隆礼」「勲徳隆重=勲徳隆重ナリ」〔→宋書{動}たかくする(タカクス)。さかんにする(サカンニス)。力強くもりあがる。さかんになる。さかんにする。〈対語〉→替→衰。「興隆」「隆替」「雖隆薛之城到於天、猶之無益也=薛ノ城ヲ隆クシテ天ニ到ルトイヘドモ、ナホ益無キナリ」〔→国策{名}たかくて、すぐれたもの。「君者国之隆也=君ナル者ハ国ノ隆ナリ」〔→荀子「隆隆リュウリュウ」とは、雷や車輪がごろごろとなる音の形容。「馬蹄隠耳声隆隆=馬蹄耳ニ隠トシテ声隆隆タリ」〔→李賀「豊隆ホウリュウ」とは、神の名。(イ)雲をつかさどる。雲師。(ロ)雷をつかさどる。雷師。 《解字》 会意。「降(おりる)の略体+生(草が上へのび出るさま)」で、おりる力に抗して、上へ上へともりあがることをあらわす。 《単語家族》 陸リク(もりあがった丘)は、隆の語尾が入声(つまり音)に転じたことばで、隆と同系。 《類義》 →盛 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4767