【隷】 16画　隶部　［常用漢字］ 区点=4676　16進=4E6C　シフトJIS=97EA 【隸】旧字旧字 17画　隶部 区点=8017　16進=7031　シフトJIS=E8AF 《常用音訓》レイ 《音読み》　レイ／ライ〈l〉 《訓読み》　つける（つく）／したがう（したがふ）／しもべ 《意味》 レイス｛動｝つける（ツク）。したがう（シタガフ）。手もとに並べてくっつける。所属する。「名不隷征伐＝名ハ征伐ニ隷セズ」〔→杜甫〕 ｛名｝しもべ。人に使われる、身分のいやしい者。また、雑務係の下級役人。「隷臣」「奴隷」 ｛名｝漢字の書体の名。隷書。▽漢代の書記や庶務係が、メモに用いた書体。篆書テンショに比べて、直線的で書きやすい。 《解字》 会意。もと「からなし（木＋示）＋隶（手がとどく）」で、果実を手でもぎとって並べることをあらわす。つないで並べる意を含む。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

【隷人】 レイジン 罪人。労役にしたがう罪人。召使。しもべ。どれい。

【隷役】 レイエキ 使われている者。使用人。雑役夫。

【隷臣】 レイシン 君主に所属している臣下。

【隷書】 レイショ 六体の一つ。篆書テンショを簡単にした直線的な字体。秦シンの始皇帝のときはじめられ、漢代にさらに改良された。八分ハップン。隷。▽漢代の書記や庶務係（下級役人）がメモに用いた書体。

【隷圉】 レイギョ 使用人と馬を養う者。身分の低い者。

【隷属】 レイゾク 他につきしたがっていいなりになる。けらい。