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【香夢】🔗🔉

【香夢】 コウム かおりのよい夢。花の下などで見る夢のこと。

【香閣】🔗🔉

【香閣】 コウカク よいかおりのするたかどの。婦人の居室のこと。『香閨コウケイ』「絶来音、香閣掩=来音絶エ、香閣掩ハル」〔顧夐〕仏寺のこと。

【香魂】🔗🔉

【香魂】 コウコン 花の精。美人の魂。「香魂夜逐剣光飛、青血化為原上草=香魂、夜剣光ヲ逐ヒテ飛ビ、青血化シテ原上ノ草ト為ル」〔→曾鞏

【香塵】🔗🔉

【香塵】 コウジン 散り落ちた花などの香気を帯びたちり。落花のこと。〔仏〕六塵の一つ。人の心をまどわして真性をおおい隠す香のこと。

【香匳】🔗🔉

【香匳】 コウレン 香を入れる容器。女の化粧道具を入れる箱。「凝走弄香奩=凝ミ走キテ香奩ヲ弄ブ」〔→李商隠

【香匳体】🔗🔉

【香匳体】 コウレンタイ 婦人のようすや心情をよんだ詩のこと。

【香餌】🔗🔉

【香餌】 コウジ かおりのよいえさ。転じて、人を誘うために提供する利益や、よい条件。

【香餌之下必有死魚】🔗🔉

【香餌之下必有死魚】 コウジノモトカナラズシギョアリ〈故事〉魚はかおりのよいえさにつられて死ぬ。利益にさそわれて身をほろぼすたとえ。〔→三略

【香輪】🔗🔉

【香輪】 コウリン 貴人の乗用するりっぱな馬車。

【香輦】🔗🔉

【香輦】 コウレン 天子が乗る車のこと。「香輦登仙トセン(天子がなくなること)」

【香橘】🔗🔉

【香橘】 コウキツ かおりのよいたちばな。くねんぼ。ゆずに似て大きい。南東アジア原産。「霜橙圧香橘=霜橙ハ香橘ヲ圧セリ」〔→杜甫

【香積】🔗🔉

【香積】 コウシャク 寺の名。(イ)陝西センセイ省長安県の南にある。のち、開利寺と改名。(ロ)四川シセン省緜陽メンヨウ県の東にある。(ハ)広東カントン省博羅ハクラ県の西にある。▽コウセキとも読む。寺院の台所のこと。

【香馥】🔗🔉

【香馥】 コウフク ふくよかにかおる。よいかおり。

【香醪】🔗🔉

【香醪】 コウロウ かおりのよいにごりざけ。「人生幾何春已夏、不放香醪如蜜甜=人生イクバクゾ春スデニ夏ナリ、香醪ヲシテ蜜ノゴトク甜カラシメザランヤ」〔→杜甫

【香霧】🔗🔉

【香霧】 コウム かおりをふくんだ霧。春、花園などにたちこめる霧のこと。「香霧雲鬟湿=香霧雲鬟湿フ」〔→杜甫

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