【高寿】 コウジュ 年齢を多くかさねたこと。高齢。長寿。

【高秀】 コウシュウ 高く秀でている。人格や容貌ヨウボウなどがすぐれてりっぱなこと。

【高足】 コウソク すぐれた馬。駿馬シユンメ。でしの中ですぐれている者。『高弟コウテイ』「高足弟子」〔→世説〕〔俗〕底の高い靴クツをはいて踊る踊り。タカアシ〔国〕田楽で、歯の高い木履ポクリで行う芸。たけうま。

【高庇】 コウヒ 高い木や建物のかげ。▽「庇」は、ひさし、陰をつくるおおい。他人から受けた恵みを敬っていうことば。

【高妙】 コウミョウ すぐれて巧みである。〈類義語〉巧妙。

【高河】 コウカ 天の河。銀河。河漢。

【高価】 コウカ 高いねだん。ねだんが高い。価値が高い。すぐれた値うち。よい評判。

【高臥】 コウガ まくらを高くしてねる。安心できるさま、のんびりしているさまをいう。高尚な心をもって、世俗にわずらわされずに暮らすこと。『高眠コウミン』

【高岸】 コウガン 高い岸。気位が高く、心にかどのあること。▽「岸」は、かどかどしいこと。

【高奇】 コウキ 人格や才気などがきわだってすぐれていること。また、そのような人。普通の人には思いもよらない奇抜なこと。

【高岫】 コウシュウ 高い峰。また、山頂。▽「岫」は、谷間。

【高尚】 コウショウ けだかい。上品である。志が高く、俗世間での出世を求めない。「南陽劉子驥高尚士也＝南陽ノ劉子驥ハ高尚ノ士ナリ」〔→陶潜〕

【高昌】 コウショウ 地名。今の新疆維吾爾シンキョウウイグル自治区吐魯番トルファン県付近に当たる。漢代には高昌壁が置かれ、唐代には漢人の麹キク氏の高昌国が建てられた。

【高斉】 コウセイ 南北朝の、北斉ホクセイのこと。北朝の斉は高氏の創建した国であることから、蕭ショウ氏のたてた南斉を蕭斉というのに対していう。