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【鳧翁】🔗🔉

【鳧翁】 フオウ かものくびに生えた毛。▽「翁」は、鳥の首の上からかぶさる毛。雄がも。

【鳧脛雖短続之則憂】🔗🔉

【鳧脛雖短続之則憂】 カモノハギミジカシトイエドモコレヲツガバスナワチウレエン〈故事〉かもの足が短いからといって、これをつぎたして長くしてやれば、かもはかえって困ってしまう。天地自然の物には、それぞれ、それにふさわしい特色があるのだから、むやみに、それを増減したり、改めたりせず、本来の状態に安んじているべきだというたとえ。「鶴脛雖長断之則悲=カクケイながしといえどもこれをたたばすなわちかなしまん」とも。「鳧脛雖短、続之則憂、鶴脛雖長、断之則悲=鳧ノ脛短シトイヘドモ、コレヲ続ガバスナハチ憂ヘン、鶴ノ脛長シトイヘドモ、コレヲ断タバスナハチ悲シマン」〔→荘子

【鳧鴨】🔗🔉

【鳧鴨】 フオウ かもやあひる。また、水に浮かんでいる水鳥の総称。

【鳧藻】🔗🔉

【鳧藻】 フソウ 喜んで、はしゃぎまわること。騒ぐこと。▽この「藻」は、噪ソウ・騒と同じ。

【慙鳧企鶴】🔗🔉

【慙鳧企鶴】 フヲハジカクヲクワダツ〈故事〉かもであることをはずかしく思って、つるになろうとする。自分の素質を考えないで、むやみに人の長所をまねようとする、愚かさをいう。〔→文心雕竜

【鳶】🔗🔉

【鳶】 14画 鳥部  区点=3848 16進=4650 シフトJIS=93CE 《音読み》 エン〈yun〉 《訓読み》 とび/とんび 《意味》 {名}とび。鳥の名。たかに似た猛鳥。とんび。「鴟シ」とも。 {名}とびの羽に似た色。とび色。 「風鳶フウエン」「紙鳶シエン」とは、たこ。 〔国〕とび。土木・建築工事などの仕事をする職人。鳶職の略。とび。棒の先に鉄製のかぎをつけた消火用具。鳶口トビグチの略。とんび。男の和服用の外套ガイトウ。鳥のとびの形に似て、そでが長くて広い。二重まわし。 《解字》 会意。弋ヨクは、矢のあとに長いひもをつけたいぐるみ。鳶は「弋+鳥」。その足に長いひもをつけて飛ばせた鳥。 《単語家族》 延(長くのびる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

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