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【黔首】🔗🔉

【黔首】 ケンシュ くろい頭。人民のこと。▽冠をかぶらずに黒髪をあらわしていることから。また、一説に、黒頭巾ズキンをかぶったからという。古くは「黎民レイミン」「黎首」といい、秦シン代には「黔首」といった。『黔細ケンサイ・黔庶ケンショ・黔愚ケング・黔黎ケンレイ』「不体天子仁、不恤黔首逋=天子ノ仁ヲ体セズ、黔首ノ逋ヲ恤マズ」〔→梅尭臣

【黔驢之技】🔗🔉

【黔驢之技】 ケンロノギ〈故事〉見かけだおしで、技量が劣っていること。また、自分の技量が劣っていることを自覚せずに恥をかくこと。昔、黔州(貴州省)には、ろばがいなかった。そこへある人がろばを引いていったところ、虎トラがろばのからだの大きさを見て驚き恐れた。ところが、ろばが虎をけったので、虎はろばに他のわざがないことを知り、ついに虎はろばを食い殺してしまったという故事による。『黔驢技窮ケンロギキワマル』〔→柳宗元

【黔婁】🔗🔉

【黔婁】 キンロウ・ケンル〈人名〉春秋時代、斉セイの隠士。諸侯の招きをことわって仕官しなかった。「黔婁子」を著し道家の務めを述べた。

【黛】🔗🔉

【黛】 16画 部 [人名漢字] 区点=3467 16進=4263 シフトJIS=91E1 《音読み》 タイ/ダイ〈dai〉 《訓読み》 まゆずみ 《名付け》 まゆずみ 《意味》 {名}まゆずみ。化粧で、まゆを描くのに用いる青黒いすみ。「粉黛フンタイ」 {名}まゆずみで描いたまゆ。かきまゆ。ひきまゆ。 {名}濃い青色。山や樹木のたとえ。「黛青タイセイ」 《解字》 形声。「+音符代」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 5168