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【十二分】🔗🔉

【十二分】 ジュウニブン〔国〕十分にありあまるさま。物事が非常に満ちたりているさま。過分。

【十二因縁】🔗🔉

【十二因縁】 ジュウニインネン〔仏〕人間がうまれる前から、死んであの世にうまれかわるまでの間にたどるという十二の段階。無明ムミョウ・行ギョウ・識シキ・名色ミョウシキ・六入ロクニュウ(六根ロッコン)・触ショク・受ジュ・愛アイ・取シュ・有ウ(業ゴウ)・生ショウ・老死ロウシのこと。『十二縁起ジュウニエンギ』

【十二州】🔗🔉

【十二州】 ジュウニシュウ 昔、中国で、全土を十二の州にわけた、その称。古く中国で、天下を九つにわけていたが、帝舜シュンのとき、さらにわけて、三つがふえ、十二州となった。▽漢の武帝、魏ギの文帝のときも、それぞれ天下を十二にわけていた。

【十二律】🔗🔉

【十二律】 ジュウニリツ 音楽の十二の調子。(イ)中国では、陽の六律リクリツ(黄鐘コウショウ・太簇タイソウ・姑洗コセン・[ズイ]賓ズイヒン・夷則イソク・無射ブエキ)と陰の六呂リクリョ(大呂タイリョ・夾鐘キョウショウ・仲呂・林鐘・南呂・応鐘)。(ロ)日本では、壱越イチコツ・断金ダンキン・平調ヒョウジョウ・勝絶・下無シモム・双調ソウジョウ・鳧鐘フショウ・黄鐘オウシキ・鸞鏡ランケイ・盤渉バンシキ・神仙シンセン・上無カミム。

漢字源 ページ 607