【乗長風破万里浪】チヨウフウニジヨウジテバンリノナミヲヤブル　遠くまで吹いていく風に乗じて、大海をのりきる。志や意気ごみのさかんなこと。〔→南史〕

【長袖善舞多銭善賈】チョウシュウヨクマイタセンヨクコス　長いそでの着物を着た者は舞がじょうずにでき、金持ちは商売がじょうずにできる。条件がそろった者は何事をするのにも都合がよいというたとえ。〔→韓非〕

【曳長裾】チョウキョヲヒク　衣服の長いすそをひきずる。官吏になること。〔→漢書〕

【長鋏帰来乎】チョウキョウカエランカ　→「弾鋏」

【長頸烏喙】チョウケイウカイ　長いくびと、からすのくちばしのようにとがった口。忍耐強いが残忍で欲深く疑い深いので、困苦は共にすることができても、安楽は共にすることができない人の人相とされる。〔→史記〕

【長鞭不及馬腹】チョウベンバフクニオヨバズ　長いむちでも馬の腹までとどかない。強大な勢力でも及ばないことがあるというたとえ。〔→左伝〕

【絶長補短】チョウヲタチタンヲオギナウ　地形などのでこぼこ・大小を平均する。〔→孟子〕