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【中原】🔗🔉

【中原】 チュウゲン 野原の中。国土の中央の地域。古代中国の中央部。黄河中流から下流にかけての地帯。『中土チュウド・中州チュウシュウ』

【中原之鹿】🔗🔉

【中原之鹿】 チュウゲンノシカ 〈故事〉中国の天子の位。▽群雄が天下を争うことを多くの猟師が鹿を追い求めることにたとえたことば。多くの人が互いに競争しても得ようとするもの。

【中座】🔗🔉

【中座】 チュウザ =中坐。大勢の人がすわっている中。〔国〕会合などの途中で退席すること。

【中射】🔗🔉

【中射】 チュウシャ 中国の戦国時代、諸侯の宮中で宿直して警備にあたった武士。

【中酒】🔗🔉

【中酒】 チュウシュ 酒盛りのまっ最中。シュニチュウス・サケニアタル酒を飲みすぎて気分が悪くなること。

【中書】🔗🔉

【中書】 チュウショ 漢代の官名。宮中の文書・詔勅をつかさどった。▽武帝のときはじめて置かれ、宦官カンガンをその役に当てた。成帝以後は士人が任命された。魏ギのときに官庁として中書省となった。天子が所蔵する書物。〔国〕中務ナカツカサ省の唐風の呼び名。

【中書令】🔗🔉

【中書令】 チュウショレイ 前漢の武帝のときの官名。宮中の文書をあつかう中書謁者の長官。成帝以後は、士人が任命され、尚書の職を代行した。魏ギ・晋シン以後、中書省の長官。政務の枢機にあずかり、権限が増大し、唐では門下省の長官の侍中とともに真宰相の官であった。

【中書舎人】🔗🔉

【中書舎人】 チュウショシャジン 官名。魏ギの時代に置かれ、中書省に属して詔勅の作成などをつかさどった。

【中書省】🔗🔉

【中書省】 チュウショショウ 三国時代魏ギのときにはじまった官庁名。明ミン初まで存在するが、機能や構成は時代によって異なる。隋ズイ・唐代では、機密事項・詔勅・民政などをつかさどり中央官制の中心となった。▽尚書省・門下省とともに三省という。

【中将】🔗🔉

【中将】 チュウジョウ〔国〕四等官で、近衛府コノエフの第二位。▽「すけ」とも読む。もと、軍人の階級の一つ。大将の下、少将の上。

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