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【壁立】🔗🔉

【壁立】 ヘキリツ 岩や山などが壁のようにまっすぐ平らにたっていること。壁だけがたっている。家に家具・財産がまったくないこと。貧しい住まいの形容。〔→史記

【壁光】🔗🔉

【壁光】 ヘキコウ〈故事〉苦学すること。▽壁にあなをあけて、隣から漏れてくるあかりで書物を読んだ、漢の匡衡キョウコウの故事から。「鑿壁読書=かべをうがちてショをよむ」とも。

【壁有耳】🔗🔉

【壁有耳】 カベニミミアリ〈故事〉話はどこで人に聞かれているかもしれないということ。秘密の漏れやすいことのたとえ。〔博聞録〕

【壁画】🔗🔉

【壁画】 ヘキガ 墓の中の面や、建物の壁にかかれた絵。

【壁塁】🔗🔉

【壁塁】 ヘキルイ 敵の侵入を防ぐために築いたとりで。〈類義語〉塁壁。

【壁蔵】🔗🔉

【壁蔵】 ヘキゾウ 書物などを壁の中に塗りこめて保存する。

【壅】🔗🔉

【壅】 16画 土部  区点=5257 16進=5459 シフトJIS=9AD7 《音読み》 ヨウ/ユ〈yng〉 《訓読み》 ふさぐ/ふさがる/かこう(かこふ) 《意味》 {動}ふさぐ。ふさがる。狭いわくの内に押しこめる。わく内にはいって外と通じないようにする。「壅蔽ヨウヘイ」「川壅為沢=川壅ガリテ沢ト為ル」〔→左伝{動}かこう(カコフ)。補強するために、堤防の弱い部分や草木の根もとに、置き土をして囲む。〈類義語〉→培バイ。「培壅バイヨウ」 《解字》 会意兼形声。雍ヨウのもとの字は、癰のを除いた部分と同じ。「土+音符雍」で、外から土で囲んで、そのわく内に押しこめること。 《単語家族》 擁(腕のわく内に抱きこむ)癰ヨウ(外がふさがってうみの出ないできもの)と同系。また、その入声ニッショウ(つまり音)のことばは、屋(外からわくで囲んだへや)・握(手のわく内に押しこめる→にぎる)など。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 986