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【淮】 11画 水部  区点=6246 16進=5E4E シフトJIS=9FCC 《音読み》 ワイ/エ(/カイ(クイ)〈hui〉 《意味》 {名}川名。淮水ワイスイ。全長約一一〇〇キロメートル。河南省桐柏トウハク山に源を発し、東流して安徽アンキ省をへて、江蘇コウソ省にはいり、いったん洪沢湖に注ぐ。その下流は高郵湖を経て長江に入り、一部は蘇北灌漑総渠ソホクカンガイソウキョで、海に注ぐ。 《解字》 会意兼形声。「水+音符隹」。隹の原字はタイという音をあらわすとともに、塊の原字でもあって、クイということばをあらわす。後者のクイ系統のことばは、堆積やかたまり、つまり、「まるい、めぐる、とり巻く」などの意味をあらわす。たとえば、帷(まわりをとり巻く幕)匯(うずまき)塊(大きい土のかたまり)などである。淮はこの系統のことばで、華南の地を大きくとりまくように流れる河のこと。「釈名」に「淮は囲なり」とある。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物 →主要人名

淮南 ワイナン🔗🔉

【淮南】 ワイナン 淮水ワイスイ以南の地。

淮陰 ワイイン🔗🔉

【淮陰】 ワイイン 地名。今の江蘇コウソ省淮陰市。漢代に、韓信カンシンが領地として封ぜられた地。

淮南子 エナンジ🔗🔉

【淮南子】 エナンジ〈書物〉二一巻。漢の劉安リュウアン(前179〜前122)の編。成立年代不明。諸家の思想・学説を総合的に記した書。漢の朝廷は中央集権をはかり、特に武帝が即位すると、儒教以外の学派をすべてしりぞけたため、志を得ぬ学者たちは、中国南部の文化の中心地である淮河ワイガ流域の地に集まり、劉安もこれを厚く遇し、食客は数千人にのぼったといわれる。本書は、こうして集まった諸家の雑多な思想・学説・知識を総合的に記述編集したもので、そこに述べられている事がらは、形而上的な宇宙観から、現実的な生活技術に及び、さらに各国の地理風俗、古今の神話伝説など、あらゆる分野を含む。また儒家をはじめとして、道家・法家・墨家・農家・兵家など、戦国時代にあらわれた諸子百家の学説は、すべてその中に見える。秦シン代以前の諸思想が総合的にうかがえることとともに、それらを比較分析する上からも、貴重な書。『淮南鴻烈解ワイナンコウレッカイ』ともいう。

淮南子 エナンジ🔗🔉

【淮南子】 エナンジ〈人名〉→「劉安リュウアン」

淮陰侯 ワイインコウ🔗🔉

【淮陰侯】 ワイインコウ〈人名〉→「韓信カンシン」

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