【潘】 15画　水部　 区点=6315　16進=5F2F　シフトJIS=E04E 《音読み》　ハン〈pn〉 《訓読み》　しろみず（しろみづ）／うずまき（うづまき）／あふれる（あふる） 《意味》 ｛名｝しろみず（シロミヅ）。うずをまくように米をとぐとぎ汁。「潘沐ハンモク（米のとぎ汁で髪を洗う）」 ｛名｝うずまき（ウヅマキ）。水が集まりめぐってうずをまいている流れ。 ｛動・名｝あふれる（アフル）。いっぱいになってあふれる。また、その所。その水。「決潘渚＝潘渚ヲ決ス」〔→管子〕 《解字》 会意兼形声。「水＋音符番ハン（まるく広がる）」。 《熟語》 →熟語 →故事成語 →主要人名

【潘楊好】 ハンヨウノヨシミ〈故事〉古くから婚姻関係を結び続けてきた間がら。▽晋シンの潘岳ハンガクの父と、楊仲武の祖父とは古くから親交があり、岳の妻は仲武のおばにあたり、岳と仲武とが親しかった故事から。『潘楊ハンヨウ』

【潘岳】 ハンガク〈人名〉２４７〜３００　晋シン代の文人。中牟チュウボウ（河南省）の人。字アザナは安仁。『悼亡詩』『秋興賦』などのすぐれた作品がある。また、美男として有名で、外出するとき、女がとりまいて、くだものを投げつけたという。→「擲果テキカ」・→「潘楊好ハンヨウノヨシミ」