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 「せく」も自動詞で意志的な動作は表さない、やや古い言葉。「急ぐ・慌てる」が、何かを早く処理したいという点に意味の中心があるのに対して、「せく・焦る」は、物事がうまく行か🔗🔉

 「せく」も自動詞で意志的な動作は表さない、やや古い言葉。「急ぐ・慌てる」が、何かを早く処理したいという点に意味の中心があるのに対して、「せく・焦る」は、物事がうまく行かないという点に意味の中心がある。「気〔心〕がせく・あせる」は、そのために気持ちが落ち着かない精神状態を表し、「せいては事をし損じる」という慣用句のあるマイナス・イメージの言葉。「気がせくばかりで何も手につかない」といった使い方をするように、ただじっとして気持ちだけ焦らせているのが普通なので、「せいて行く・せかない」といった言い方はしない。この場合は「焦る」を使う。「あせる」を参照。

類義使分 ページ 241 での「せく」も自動詞で意志的な動作は表さない、やや古い言葉。「急ぐ・慌てる」が、何かを早く処理したいという点に意味の中心があるのに対して、「せく・焦る」は、物事がうまく行か単語。