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 急ぐ : 何かを終わらせ実現させるため、動作・行為の速度を上げようとする。🔗🔉

 急ぐ : 何かを終わらせ実現させるため、動作・行為の速度を上げようとする。

 慌てる : 予期せぬ突然の事態に出くわし、驚き冷静を失った状態で心がせく。🔗🔉

 慌てる : 予期せぬ突然の事態に出くわし、驚き冷静を失った状態で心がせく。

 せく : 思っていることが順調に実現しないために、気があせりイライラする。🔗🔉

 せく : 思っていることが順調に実現しないために、気があせりイライラする。

 焦る : 期待した結果が思うように得られず、早く実現しようと気をせかせる。🔗🔉

 焦る : 期待した結果が思うように得られず、早く実現しようと気をせかせる。 【例】

 そんなに急いでどこへ行くの? 急がば回れ。慌てない方がいいけど。🔗🔉

 そんなに急いでどこへ行くの? 急がば回れ。慌てない方がいいけど。 置 換 =

 「急いで」は「慌てて・焦って」に、「慌てない」は「焦らない」に置き換え可能。「急ぐ」は自他動詞。意志的な動作・行為にしか使わないので、「仕事を急ぐ」は冷静に時計を見なが🔗🔉

 「急いで」は「慌てて・焦って」に、「慌てない」は「焦らない」に置き換え可能。「急ぐ」は自他動詞。意志的な動作・行為にしか使わないので、「仕事を急ぐ」は冷静に時計を見ながら計画・意図的に仕事をスピードアップするの意。だから「急がない」は「故意にスピードを上げない」ことで、暇な状態ならいいが、忙しいときに「急がない方がいい」というと、サボタージュの勧めになってしまう。自動詞の場合は「急いで仕事をする」と使い「加速して仕事をする」の意味。「急がば回れ」は慣用句。「いそがしい」を参照。

 「慌てる」は自動詞で意志的な動作は表さない。理性を失って自分をコントロールできない精神状態を指すので、「急いで行く」を「慌てて」に置き換えると、「意図的にスピードを上げ🔗🔉

 「慌てる」は自動詞で意志的な動作は表さない。理性を失って自分をコントロールできない精神状態を指すので、「急いで行く」を「慌てて」に置き換えると、「意図的にスピードを上げて走る」のではなく、「髪振り乱しわけも分からない状態で走る」というマイナス評価になる。「仕事は急いでも失敗しない」が「慌てると失敗する」ことになる。「あわてる」「うながす」を参照。

 「せく」も自動詞で意志的な動作は表さない、やや古い言葉。「急ぐ・慌てる」が、何かを早く処理したいという点に意味の中心があるのに対して、「せく・焦る」は、物事がうまく行か🔗🔉

 「せく」も自動詞で意志的な動作は表さない、やや古い言葉。「急ぐ・慌てる」が、何かを早く処理したいという点に意味の中心があるのに対して、「せく・焦る」は、物事がうまく行かないという点に意味の中心がある。「気〔心〕がせく・あせる」は、そのために気持ちが落ち着かない精神状態を表し、「せいては事をし損じる」という慣用句のあるマイナス・イメージの言葉。「気がせくばかりで何も手につかない」といった使い方をするように、ただじっとして気持ちだけ焦らせているのが普通なので、「せいて行く・せかない」といった言い方はしない。この場合は「焦る」を使う。「あせる」を参照。

類義使分 ページ 241