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 「世の中」は、慣用的な使い方に縛られ、意味の漠然とした「世」を、自分が属している具体的な「この世」としてとらえ、生きて死に、愛しては憎しみ、成功しては失敗し、喜んでは悲🔗🔉

 「世の中」は、慣用的な使い方に縛られ、意味の漠然とした「世」を、自分が属している具体的な「この世」としてとらえ、生きて死に、愛しては憎しみ、成功しては失敗し、喜んでは悲しむといった矛盾する感情・対立する人間関係や、互いに生活している複雑な人間のあり方を中心においている。「物騒な世の中・年をとると世の中の様子にうとくなる・世の中、時代が経つと有名人でも忘れ去られていく・実力の世の中、喰うか喰われるかだ・今や家柄など問題になる世の中ではない・世の中にはいろんな人がいて面白い・住みよい世の中になってほしい・世の中がいやになった」などと使われる。

類義使分 ページ 655 での「世の中」は、慣用的な使い方に縛られ、意味の漠然とした「世」を、自分が属している具体的な「この世」としてとらえ、生きて死に、愛しては憎しみ、成功しては失敗し、喜んでは悲単語。