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「世の中」は、慣用的な使い方に縛られ、意味の漠然とした「世」を、自分が属している具体的な「この世」としてとらえ、生きて死に、愛しては憎しみ、成功しては失敗し、喜んでは悲🔗⭐🔉
「世の中」は、慣用的な使い方に縛られ、意味の漠然とした「世」を、自分が属している具体的な「この世」としてとらえ、生きて死に、愛しては憎しみ、成功しては失敗し、喜んでは悲しむといった矛盾する感情・対立する人間関係や、互いに生活している複雑な人間のあり方を中心においている。「物騒な世の中・年をとると世の中の様子にうとくなる・世の中、時代が経つと有名人でも忘れ去られていく・実力の世の中、喰うか喰われるかだ・今や家柄など問題になる世の中ではない・世の中にはいろんな人がいて面白い・住みよい世の中になってほしい・世の中がいやになった」などと使われる。
「世界」は「前世・来世・この世」の「世」に、すべての地域という意味の「界」を合わせたもので、「若者〔大人・学問・童話・魚・鳥・植物・未知〕の世界・世界旅行〔地図・記録・🔗⭐🔉
「世界」は「前世・来世・この世」の「世」に、すべての地域という意味の「界」を合わせたもので、「若者〔大人・学問・童話・魚・鳥・植物・未知〕の世界・世界旅行〔地図・記録・大戦・連邦・銀行〕・第三世界・世界観・知識は世界を広げる・小説を読んだり映画を見たりすると世界が広がる・自分の世界に閉じこもる・二人は生きる世界が違う」などと使い、人間が住んで見聞きできる所・地球上のこと・何らかの秩序あるものを表す。
類義使分 ページ 655。