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 「〜かねる」も意志動詞につき、「相手〔自分〕の恥になるようなことは言いかねる・一銭にもならない取り引きは致しかねる・見るに見かねる有り様・お子さんを亡くしたばかりの人に🔗🔉

 「〜かねる」も意志動詞につき、「相手〔自分〕の恥になるようなことは言いかねる・一銭にもならない取り引きは致しかねる・見るに見かねる有り様・お子さんを亡くしたばかりの人に、そんなむごいことを知らせるなんてできかねます」など、対象にマイナス評価の原因があって、精神的心理的にどうしてもできないと感じることを表す非常に改まった口語的表現。簡単な内容に使うと慇懃無礼になる場合がある。「あぶない」「いご」「やすい」を参照。

 「〜かねない」は「〜かねる」の否定「できないこともない」から、「こんな教育をしていては、いずれ社会問題にでもなりかねない・このまま大きくなると暴力団にでも入りかねない・🔗🔉

 「〜かねない」は「〜かねる」の否定「できないこともない」から、「こんな教育をしていては、いずれ社会問題にでもなりかねない・このまま大きくなると暴力団にでも入りかねない・あの子の目つき見た ? 泥棒でもしかねないわよ」など、今できることをしておかなければ・現在の状況に変化がなければ、あり得ないことではない・起こり得るといったマイナス評価の傾向を表す。

 「〜がちだ」は「〜勝ちだ」で、「今日は曇りがちの天気・このごろ風邪を引きがちだ・遅れがちの時計・もうすぐ試験なのに休みがちの学生」など、主観的マイナス評価の状態・傾向・🔗🔉

 「〜がちだ」は「〜勝ちだ」で、「今日は曇りがちの天気・このごろ風邪を引きがちだ・遅れがちの時計・もうすぐ試験なのに休みがちの学生」など、主観的マイナス評価の状態・傾向・可能性・恐れ・危険・嫌いが 50% 以上あることを表す。意志動詞につかないときは「〜やすい」とほぼ同じ意味を表す。

類義使分 ページ 1023