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「〜によって」は「ラジウムはキュリー夫人によって発見された」など、受け身以外の場合、「〜で」に置き換わるが、同じ手段・原因などを表すといっても「ナイフでりんごをむく・頭🔗⭐🔉
「〜によって」は「ラジウムはキュリー夫人によって発見された」など、受け身以外の場合、「〜で」に置き換わるが、同じ手段・原因などを表すといっても「ナイフでりんごをむく・頭痛で学校を休む」など、一時的で個人的な事柄は「よって」に置き換わらない。「よって」が使えるのは話し手・主体が隠れている・文中に現れていない場合に限られる。受け身の場合でも「ケーキを妹に食べられた」などに「よって」を使うことはできない。
「よる」はまた「依〔拠・縁〕る」とも書くが、「寄る」とも書き、「手すりに寄る・年〔しわ〕が寄る・寄るとさわると・波が寄せては返す・三人寄れば文殊の知恵・車が来たから道ば🔗⭐🔉
「よる」はまた「依〔拠・縁〕る」とも書くが、「寄る」とも書き、「手すりに寄る・年〔しわ〕が寄る・寄るとさわると・波が寄せては返す・三人寄れば文殊の知恵・車が来たから道ばたに寄る・ちょっと寄って(座らせて)下さい・お暇な折りにお寄り下さい・ちょっとそこまで来たので寄らせてもらいました・学校の帰り本屋に寄る」など、近くへ移る・集まる・もたれるなどの意味があり、ここから「因る」の依存するという意味が出ている。
補 足 =
「ちなむ」は「血並む」つまり血のつながりを持つという意味で、「七夕にちなんだ行事・生まれた年〔干支〕にちなんで名をつける」など、縁をもつ・関係を持たせること。接続詞の「🔗⭐🔉
「ちなむ」は「血並む」つまり血のつながりを持つという意味で、「七夕にちなんだ行事・生まれた年〔干支〕にちなんで名をつける」など、縁をもつ・関係を持たせること。接続詞の「ちなみに」は「明日は母の日、ちなみに言っとくけど明後日はお父さんの誕生日」など、前の文に関係づけて別の事柄を、ついでながら参考までに申し添えるといった内容を表す。
「近寄る」は人や動物が何かのそばに行く、「近づく」は「人間・動物」のほかに、「時間・距離・状態・物事・音」などが近くなる・迫ってくるという意味を表す。「近づく」は一方的🔗⭐🔉
「近寄る」は人や動物が何かのそばに行く、「近づく」は「人間・動物」のほかに、「時間・距離・状態・物事・音」などが近くなる・迫ってくるという意味を表す。「近づく」は一方的にやって来るが、触れあうまでにはならない。「近寄る」はお互いに近寄る場合にも使えるし、触れあってもよい。「接近する」は「近づく」の漢語的表現。「アプローチする」は研究・学習の対象に近づくという意味の外来語。「あたり」を参照。
類義使分 ページ 1062。