複数辞典一括検索+![]()
![]()
「子供〔先生〕の(お)相手をしてトランプする」など、「〜の(お)相手をする」は相手の求めに応じて勝負するという意味を表すが、「友達〔先生〕を相手にして〔回して〕マージャンす🔗⭐🔉
「子供〔先生〕の(お)相手をしてトランプする」など、「〜の(お)相手をする」は相手の求めに応じて勝負するという意味を表すが、「友達〔先生〕を相手にして〔回して〕マージャンする」など、「〜を相手にする」は互角に勝負するという意味を表すほかに、否定表現が入ると、「子供なんだから相手にしないで・誰からも相手にされないで泣いているの・あんな美人がお前を相手にするかね」など、かまう・関心を示す・親切にするといった意味がある。
「先方」は「この先の方にいる人」、つまり話し手(A)と聞き手(B)のいる「この場」から、それほど距離の離れていないところにいる人・第三者(C)を表すが、もし話し手の相手なら、聞き手🔗⭐🔉
「先方」は「この先の方にいる人」、つまり話し手(A)と聞き手(B)のいる「この場」から、それほど距離の離れていないところにいる人・第三者(C)を表すが、もし話し手の相手なら、聞き手の知らない人になり、反対に聞き手の知っている人なら、話し手には面識のない人といった、話し手・聞き手、どちらか一方との二者関係はあるが、三者の輪が結ばれていない場合に使われるので、少し改まった他人行儀な会話を交わすことになる。たとえ三者が知り合いであっても、三者の関係は「(A+C)+B・A+(B+C)」という、先方との関係の深さに、話し手・聞き手の間で差のあることを示す。
「相手の言い分も聞きたい・相手の立場も尊重すべきだ・相手からバカにされないように・相手と交渉〔契約〕する上で、心得ておくべきことは ?・相手がこちらを無視した態度に出る」🔗⭐🔉
「相手の言い分も聞きたい・相手の立場も尊重すべきだ・相手からバカにされないように・相手と交渉〔契約〕する上で、心得ておくべきことは ?・相手がこちらを無視した態度に出る」など、修飾語をつけずに、漠然と第三者を指す場合、「相手」は聞き手を含めた話し手(我々・私達)と、直接関係のある第三者を表し、「(A+B)+C」という関係になるが、「先方」に置き換えると、問題・話題の第三者(先方)が聞き手の相手なら、話し手は仲介者・助言者の立場をとって「A+(B+C)」の関係になり、話し手の相手なら、聞き手を相談相手・アドバイザーの立場にして、「(A+C)+B」の関係になる。
類義使分 ページ 144。