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「向こう」は「こちら」に対応して「その向こうにいる人」を表し、「先方」のすべての例に置き換わるが、さらに距離のある関係になるので、「向こうが何と言おうと知ったことか・向🔗⭐🔉
「向こう」は「こちら」に対応して「その向こうにいる人」を表し、「先方」のすべての例に置き換わるが、さらに距離のある関係になるので、「向こうが何と言おうと知ったことか・向こうの言いなりになっていたんでは、どうしようもない」など、多く敵対関係にある相手を示すことになる。「向こう様に責任があるわけではなかろう・向こう様にそんなことをしては、申し訳がない」など、「先方様」の代わりに「向こう様」が使われると、遠慮すべき・礼儀をわきまえるべき他人・よそ様といった関係を表す。「さき」を参照。
「優勝候補のチームを向こうに回したのでは、とうてい勝ち目はないよ」など、勝負事は「先方」には置き換わらないが、「相手」には置き換わる。「相手〔隣組〕の向こうを張って、派🔗⭐🔉
「優勝候補のチームを向こうに回したのでは、とうてい勝ち目はないよ」など、勝負事は「先方」には置き換わらないが、「相手」には置き換わる。「相手〔隣組〕の向こうを張って、派手な衣装を取りそろえる・一流デパートの向こうを張って売り上げを伸ばす」など、競争・対抗するという意味を表す「〜の向こうを張る」は慣用的表現なので、「相手・先方」には置き換わらない。
補 足 =
「相棒・パートナー・仲間」も何かを一緒にする人を指すが、「事件の捜査をするときの相棒〔パートナー〕・ダンス〔事業経営〕のパートナー・クラスの〔飲み〕仲間・仲間〔内・意識🔗⭐🔉
「相棒・パートナー・仲間」も何かを一緒にする人を指すが、「事件の捜査をするときの相棒〔パートナー〕・ダンス〔事業経営〕のパートナー・クラスの〔飲み〕仲間・仲間〔内・意識・作り・入り・外れ・割れ〕・仲間になる」など、いつも一緒という固定した間柄・友達関係を指している。「相棒・パートナー」は単数・自分を入れ二人、「仲間」は複数・自分を入れて三人以上。
類義使分 ページ 145。