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 文脈上置き換え不能。「一旦」は、今日来た用はまだ終わっておらず次回出直して引き続き相談、「一度」は、帰るのは今回限り、次回は絶対に帰らず最後の結論を出す。「一度帰って出🔗🔉

 文脈上置き換え不能。「一旦」は、今日来た用はまだ終わっておらず次回出直して引き続き相談、「一度」は、帰るのは今回限り、次回は絶対に帰らず最後の結論を出す。「一度帰って出直す」は、出直して新たに事を始めること。「一旦」に換えて、出直して続きをすること。 解 説 =

 「一回」は、序数として最初の一回目のことで、「一回生・一回忌・一回性・一回だけの会議」など、後に二回・三回と続くことが予想されているが、「一度」は、電話の通話料金や温度🔗🔉

 「一回」は、序数として最初の一回目のことで、「一回生・一回忌・一回性・一回だけの会議」など、後に二回・三回と続くことが予想されているが、「一度」は、電話の通話料金や温度・角度や統計学上の度数を表す以外は、二度・三度を予想しているわけではない。「二度」と言うときは、否定の表現を伴い、「二度と来なかった・二度と行くものか」など、「一度・一回きり」を強調するだけである。一度目・二度目・度数という言い方は、すでに一回目・二回目・回数の古い言い方になっていて、「一度あることは二度ある、 二度あることは三度ある」 などの慣用句に残っているにすぎない。「北海道へは三回行ったことがある」なども同じ。

 「一遍」は「一回」と同様、序数としても使い、「一度」と同様「一回きり」 の意味も表すが、やや古めかしい感じがする上、意志の強さ・万一を表す「一度」の使い方はない。また「🔗🔉

 「一遍」は「一回」と同様、序数としても使い、「一度」と同様「一回きり」 の意味も表すが、やや古めかしい感じがする上、意志の強さ・万一を表す「一度」の使い方はない。また「真面目〔正直〕一遍・通り一遍」と使って、それだけで他にない状態を表す。「ひとたび」は「一度」の雅語的表現。

類義使分 ページ 249