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 置き換え不能。「子供は負担がかかる」は話し手から見て、「子供とは負担ばかりが多い、面倒なもの」という事実、「子供は要らない」は「欲しくない・なくても困らない」という相手🔗🔉

 置き換え不能。「子供は負担がかかる」は話し手から見て、「子供とは負担ばかりが多い、面倒なもの」という事実、「子供は要らない」は「欲しくない・なくても困らない」という相手の気持ちを表している。「かかる」の対象は、お金・時間・手間・負担の四つくらいに限られている。

 「要る」の対象は、なくては困るすべてのもの。「この子は手間が要らない」は、親の世話がなくても、子供は困らないから私は助かるという主観的判断・ 話し手の気持ちを表している🔗🔉

 「要る」の対象は、なくては困るすべてのもの。「この子は手間が要らない」は、親の世話がなくても、子供は困らないから私は助かるという主観的判断・ 話し手の気持ちを表しているが、「かからない」に置き換えると、ただ面倒のない話し手の状態を、客観的に述べたにすぎない。「〜かかる」を参照。 解 説 =

 「必要だ」は「要る」の漢語的表現で文章語。「要る」と同じ使い方をするが、「要る」ほどの主観性はなく、客観的に不可欠だという判断・論理を述べる。「要する」は他動詞で硬い文🔗🔉

 「必要だ」は「要る」の漢語的表現で文章語。「要る」と同じ使い方をするが、「要る」ほどの主観性はなく、客観的に不可欠だという判断・論理を述べる。「要する」は他動詞で硬い文章語。「急・注意・苦労・正確・一考・慎重・警戒」などを「要する」といった使い方をし、「かかる」の対象よりも、 広範囲に使えるが、目的語には制限がある。「かんけいする」を参照。

 名詞「必要」には「〜を必要とする・〜が必要となる・〜が必要になる」の三つの使い方があり、対象になるものは「かかる・要る・要する」のすべてを含み、「必要だ」と同じニュアン🔗🔉

 名詞「必要」には「〜を必要とする・〜が必要となる・〜が必要になる」の三つの使い方があり、対象になるものは「かかる・要る・要する」のすべてを含み、「必要だ」と同じニュアンスを持つ。

 「入り用だ」は「入り用な金・ご入り用なら、お立て替えしますが・入り用というほど、別段困っておりません」など、主にお金について使われ、今・当座・差し当たって必要であること🔗🔉

 「入り用だ」は「入り用な金・ご入り用なら、お立て替えしますが・入り用というほど、別段困っておりません」など、主にお金について使われ、今・当座・差し当たって必要であることを表す改まった表現。「入用だ」は「入り用だ」の漢語的表現で文章語。「所用」は「本人所用のため持ち出しを禁ず」など、誰かが必要で使っているいう意味を表すところから、「所用のものがありましたら、お申し付け下さい・ちょっと所用があって出かける」など、必要・用事の漢語的表現で文章語。「わずらわしい」を参照。

類義使分 ページ 278