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さまざま : 目で見た様子・状態が一つ一つ異なっていること。種類の多さ。🔗⭐🔉
さまざま : 目で見た様子・状態が一つ一つ異なっていること。種類の多さ。
置 換 =
「人生いろいろ、男もいろいろ、女だっていろいろ」という歌は、副詞として使われているので、数の多さと共に多様性を問題にしている。「人生・男・女」という一つの範疇・カテゴリ🔗⭐🔉
「人生いろいろ、男もいろいろ、女だっていろいろ」という歌は、副詞として使われているので、数の多さと共に多様性を問題にしている。「人生・男・女」という一つの範疇・カテゴリー・種類の中に、多くの個別の 「人生・男・女」が存在し、それぞれが違っているため全体として多様な様相を見せていること。「人生さまざま・さまざまな人生」は、個別の人生を頭に描いているのではなく、数多く観察・考察した結果、抽象的なものとしての人生そのものに多くの種類があると感じられるという意味になる。「いろいろな人生」は、もう少し具体的で種類も多く数も多い感じがある。
「いろいろ(と)ありがとうございました」など、日常語の「いろいろ(と)」 は、「思案する・思い悩む」には使えても「心乱れる・悶え苦しむ」など、複雑な精神状態に使われる文章語「🔗⭐🔉
「いろいろ(と)ありがとうございました」など、日常語の「いろいろ(と)」 は、「思案する・思い悩む」には使えても「心乱れる・悶え苦しむ」など、複雑な精神状態に使われる文章語「さまざま(に)」とは互換性がない。
解 説 =
「種々」は硬い文章語で、形容動詞ではなく名詞・副詞なので、「考え方〔見方〕は人によっていろいろ〔さまざま〕だ」を、「種々」に置き換えることはできない。「種々の」で「さま🔗⭐🔉
「種々」は硬い文章語で、形容動詞ではなく名詞・副詞なので、「考え方〔見方〕は人によっていろいろ〔さまざま〕だ」を、「種々」に置き換えることはできない。「種々の」で「さまざまな」、副詞で「いろいろ(と)」とほぼ同じ意味を表す。「あれこれ」「それぞれ」を参照。
「まちまち」は「制服がなくなってから服装がまちまちになった・運動会の後、みんなまちまちに帰ってしまった」など、全体としてまとまりのあるべきものが、それを失って、異なった🔗⭐🔉
「まちまち」は「制服がなくなってから服装がまちまちになった・運動会の後、みんなまちまちに帰ってしまった」など、全体としてまとまりのあるべきものが、それを失って、異なった種類・数の多さを見せている状態を表し、「ばらばら」に置き換えると、無秩序・無統制といったニュアンスを加える。
「ばらばら」は「ばら銭・ばら売り」など、まとまっていたもの・組になっていたものが、一つ一つに離れた状態になっていること(もの)を表す「ばら」 からきた言葉で、「ばらばら殺人🔗⭐🔉
「ばらばら」は「ばら銭・ばら売り」など、まとまっていたもの・組になっていたものが、一つ一つに離れた状態になっていること(もの)を表す「ばら」 からきた言葉で、「ばらばら殺人事件・家が壊れてばらばらになる・雨がばらばらと降ってくる」など、もともと一体であったものが、断片になった状態や、連続した音・動きを表す場合も使われ、「まちまち」とは置き換わらない。
補 足 =
類義使分 ページ 279。