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 「ずいぶん昔〔先・将来・近く・向こう・手前・後ろ・右・東〕・駅から近いと聞いていたがずいぶん遠くまで歩かされた・ずいぶん寒く〔お元気に〕なりましたね・ずいぶん(と)勉強し🔗🔉

 「ずいぶん昔〔先・将来・近く・向こう・手前・後ろ・右・東〕・駅から近いと聞いていたがずいぶん遠くまで歩かされた・ずいぶん寒く〔お元気に〕なりましたね・ずいぶん(と)勉強したわりには成績が悪かった・年のわりにはずいぶん老けて見える・ずいぶん探し回ったがとうとう見つからなかった・さすが兄弟だけあって顔も声もずいぶん似ている・入院したって ? ずいぶん無理をしていたからな・昔はずいぶん苦労したって話だよ」など、基準との差・予想と結果の程度の差を表す副詞の場合、「かなり」に置き換わる。

 基準となる時点・地点からの時間・距離・方向のズレ・隔たりを表す場合は、「ずっと昔の話ですが・こんな前の席じゃない、ずっと後ろだ・市役所は駅からずっと北の方だ」などを、「🔗🔉

 基準となる時点・地点からの時間・距離・方向のズレ・隔たりを表す場合は、「ずっと昔の話ですが・こんな前の席じゃない、ずっと後ろだ・市役所は駅からずっと北の方だ」などを、「ずいぶん・かなり・少し」の順で置き換えると、ズレが縮まっていく。程度を表す場合は「この上なく面白い」などを、「ひどく(すごく)・とても・ずいぶん・かなり・少し・わずかに」に置き換えていくと、この順で程度が低くなっていく。「すごい」「すこし」を参照。

 「ずいぶん」と「かなり」は基準・予想と比較した、ズレ・結果の程度の大きさの違いのほかに、「昨日はずいぶんお金を使った・最終バスがなくなって家まで歩くのにずいぶん時間がか🔗🔉

 「ずいぶん」と「かなり」は基準・予想と比較した、ズレ・結果の程度の大きさの違いのほかに、「昨日はずいぶんお金を使った・最終バスがなくなって家まで歩くのにずいぶん時間がかかった・昨日はずいぶん雨が降った・ずいぶん日本語がうまくなった・ずいぶん頑張ってる」など、文面上で「予想と結果」を表していない場合でも、「ずいぶん」は自分の知識・経験などを基準とした主観的印象・気分的判断・相対評価になるが、「かなり」に置き換えると、常識・平均値といったものを基準とした客観的評価で、「かなりの会社(財産)」という表現と同じように、上位から何番目・並みではないといった絶対的な程度の大きさを表すことになり、実際には「かなり」の方が「ずいぶん」より程度が高く感じられる場合がある。「さらに」「ずっと」「とても」を参照。 補 足 =

類義使分 ページ 680