複数辞典一括検索+

 「皆目」は「あいつはお坊ちゃんで、世の中のことを皆目知らない・風邪のせいか皆目食欲がない・なぜそうなったのか〔なくなったのか・言わないのか〕皆目わからない」など、「全然🔗🔉

 「皆目」は「あいつはお坊ちゃんで、世の中のことを皆目知らない・風邪のせいか皆目食欲がない・なぜそうなったのか〔なくなったのか・言わないのか〕皆目わからない」など、「全然」にあきれる・変だといったニュアンスをこめる場合や、マイナスの結果がどうして起こったのかが、「まるきり」見当もつかない場合に、「更々」は、やや古い「更に帰る様子がない」といったときの「更に」の強調表現で、「恨み〔思い残すこと・あきらめる(疑う・死ぬ・行く)気〕など更々ない・そんなことは更々考えていない」など、ある状態・気持ち・考えなどが、始めから少しもなかったという場合に、「てんで」は「てんで話にならない〔あてにならない〕・あんなチームと試合したんでは、てんで勝ち目がない〔相手にならない〕・てんでする気がないんだから、頼んでもむだだ・あんなばか、てんで使いものにならない・負けてばかりで、てんで面白くない」など、初めから全然問題にならない・問題にしないという場合に使われる口語的表現。

 「毛頭」は毛の先ほども、「微塵も」は少しの塵ほどにも、「露」は露ほどにもという意味。「毛頭〔微塵も・露いささかも・露ほども〕疑いない・こんなことになるとは毛頭〔微塵も・🔗🔉

 「毛頭」は毛の先ほども、「微塵も」は少しの塵ほどにも、「露」は露ほどにもという意味。「毛頭〔微塵も・露いささかも・露ほども〕疑いない・こんなことになるとは毛頭〔微塵も・露いささかも・露ほども〕思いもしなかった・そんなことは毛頭考えていない〔するつもりはない〕・微塵〔露ほど〕のやさしさ〔考え〕もない・そんなことはつゆ知らず」など、形容詞・助動詞の「ない」と呼応し、存在・状態・意識・行動などを全面的に否定する強意表現で文章語。

類義使分 ページ 700