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 ひたすら : 一つの事に心を奪われ、ほかは無視してそればかりに心を向ける。🔗🔉

 ひたすら : 一つの事に心を奪われ、ほかは無視してそればかりに心を向ける。 【例】

 ひたすら研究を続けて疲れが出たのか、去年よりずっと老けたようだ。🔗🔉

 ひたすら研究を続けて疲れが出たのか、去年よりずっと老けたようだ。 置 換 =

 「ひたすら」は置き換え可能。「ずっと」は不可能。「この 5 年ずっと日本語を勉強してきた・3 年もの間ずっと息子の帰りを待っている・朝から晩までずっと研究を続けている・彼女か🔗🔉

 「ひたすら」は置き換え可能。「ずっと」は不可能。「この 5 年ずっと日本語を勉強してきた・3 年もの間ずっと息子の帰りを待っている・朝から晩までずっと研究を続けている・彼女からの連絡がなく、みんなずっと身の安全を案じている・約束の時間に遅れないよう駅までずっと走った・日曜日はずっとビデオを見ていた」など、「ずっと」が客観的な時間の継続を表し、一生懸命・必死に・没頭して・無我夢中で・熱心にといった主観的印象・ニュアンスが感じられる場合、「ひたすら」に置き換わる。「いっしょうけんめい」を参照。

 「冬休みずっと北海道へスキーに行っていた・この道をずっと行けば駅に出ます・彼とは子供のころからずっと友達です・大学を出てからずっと東京に住んでいる・桜並木が土手沿いにず🔗🔉

 「冬休みずっと北海道へスキーに行っていた・この道をずっと行けば駅に出ます・彼とは子供のころからずっと友達です・大学を出てからずっと東京に住んでいる・桜並木が土手沿いにずっと続いている・この通りにはいろんな店がずっと並んでいてとてもにぎやかです・ずっと昔の話・少年が無事だったことはずっと後になって分かった・1 本の木が池からずっと離れて立っていた・海岸はここからずっと遠くにある・ずっと奥までお入り下さい・父は母よりずっと若い・今年は去年よりずっと暑い・今度の映画は前作よりずっとよくできている」など、「ずっと」が単なる継続する時間の長さ・同じ空間に同類のものが途切れずに続いている様子・時間的距離的な隔たり・比較して程度の差が大きいことを表す場合、「ひたすら」には置き換わらない。

 「罪を恥じてひたすら謝るだけだった・子供の無事を祈ってひたすら念仏を唱える・妻の病気の回復をひたすら祈る・ただひたすらお越しをお待ち申しております」など、「ひたすら」が🔗🔉

 「罪を恥じてひたすら謝るだけだった・子供の無事を祈ってひたすら念仏を唱える・妻の病気の回復をひたすら祈る・ただひたすらお越しをお待ち申しております」など、「ひたすら」が心からの願望・一心に祈る様子を表す場合は「ずっと」には置き換わらない。「さいちゅう」「たのむ」を参照。 補 足 =

 「いちずに(な)」は「いちずな考え〔思い・人〕・いちずに愛し続ける〔勉強する・研究する・夢を追う〕・好きな人をいちずに思い詰めて病気になってしまった」など、「ひたすら」の🔗🔉

 「いちずに(な)」は「いちずな考え〔思い・人〕・いちずに愛し続ける〔勉強する・研究する・夢を追う〕・好きな人をいちずに思い詰めて病気になってしまった」など、「ひたすら」のうち、考える・思い続ける・理想を追い求めるといった精神的な面で使われる。

類義使分 ページ 701