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同様に「点差が開きすぎ試合を捨ててプレーする・火事騒ぎがあったとき職場を捨てて逃げたらしい」など、前後関係で「捨てておく」と同じ意味を表す場合も「ほうる」に置き換わる。🔗⭐🔉
同様に「点差が開きすぎ試合を捨ててプレーする・火事騒ぎがあったとき職場を捨てて逃げたらしい」など、前後関係で「捨てておく」と同じ意味を表す場合も「ほうる」に置き換わる。なお「ほっておく・ほっとく・ほったらかす」は「ほうっておく」の俗語的表現で、この順で関心を示す度合いが低くなり、「仕事をほっといてマージャンをする・子供をほったらかしてパチンコする」など、マイナス評価として使われる。「おく」「おりる」「けす」を参照。
「ほうる」は「紙くずをポンとくず入れ目がけてほうったが入らなかった・お釣り〔本・消しゴム・タバコ・ライター・タオル〕をほうって寄越す・寂しさを紛らわすために、池に小石を🔗⭐🔉
「ほうる」は「紙くずをポンとくず入れ目がけてほうったが入らなかった・お釣り〔本・消しゴム・タバコ・ライター・タオル〕をほうって寄越す・寂しさを紛らわすために、池に小石をほうっては水面のできる波紋を眺める」など、手に持てる程度の大きさで比較的軽い物を、少し手首にはずみをつけて手から離し、ほかの場所に移動させる人の動き・動作を表す動詞で、サービス業や公務に就いている人が、「釣り銭・商品・書類」などをほうって客に渡したりすると、見た目に無造作・ぞんざい・無神経な態度に映る。置き換え不能。
「捨てる」は動作を表しておらず、「置く・入れる・ほうる・落とす」などの動作をして、自分から所有権を放棄することを表すが、「捨てる」に対応する「拾う」は、誰にも属していな🔗⭐🔉
「捨てる」は動作を表しておらず、「置く・入れる・ほうる・落とす」などの動作をして、自分から所有権を放棄することを表すが、「捨てる」に対応する「拾う」は、誰にも属していない物を自分の領域に取り込むことを表すだけで、「タクシー〔お金・落とし物・活字・文字〕を拾う・命拾いする・捨てる神あれば拾う神あり」など、所有権を自分のものするとは限らないし、「ほうる」や意識的な「落とす」は、所有権の有無を問題にしない。無意識の「落とす」は一時的に所有権をなくした状態。なくす・紛失することを表し、見つかる・善良な人に拾われた場合は戻ってくるので、所有権の放棄を意味していない。
補 足 =
類義使分 ページ 704。