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「ことごとく」は名詞・副詞で、「計画のことごとくが失敗した・ことごとくの人が霊前に花を供えた・火事で財産のことごとくを失う・図書館にある本をことごとく調べる・出された料🔗⭐🔉
「ことごとく」は名詞・副詞で、「計画のことごとくが失敗した・ことごとくの人が霊前に花を供えた・火事で財産のことごとくを失う・図書館にある本をことごとく調べる・出された料理をことごとく食べる」など、今存在する・関係することを一つ(も)残さず全部という意味を表し「すべて」に置き換わるが、「細かい事柄まで数え尽くした上でのすべて」といった強意表現。
「すっかり」は副詞で、「すっかり春になる〔忘れる・食べる・慣れる〕・病気がすっかり治った・すっかり準備が整う〔終わる〕・借金をすっかり返す」など、現象・状態・行為などが🔗⭐🔉
「すっかり」は副詞で、「すっかり春になる〔忘れる・食べる・慣れる〕・病気がすっかり治った・すっかり準備が整う〔終わる〕・借金をすっかり返す」など、現象・状態・行為などが、変化・移動して完全な状態になることを表す。「すっかり食べる」は「すべて」に置き換わるが、目の前にあった料理がきれいになくなる・すべて胃に移動した感じが表せない。「忘れる・返す」などでも、「すべて」では頭にあった記憶・気になっていた借金がきれいさっぱりなくなったという感じが出せない。「春になる・慣れる・治る」などの変化は「すべて」には置き換わらない。「かんぜん」を参照。
「そっくり」は副詞で「瓜二つ・生き写しに似ている」という意味もあるが、「家財道具をそっくり盗られる・欲しければそっくりそのまま持って行け・財布のお金をそっくり寄付する・🔗⭐🔉
「そっくり」は副詞で「瓜二つ・生き写しに似ている」という意味もあるが、「家財道具をそっくり盗られる・欲しければそっくりそのまま持って行け・財布のお金をそっくり寄付する・人の答案をそっくり写す・田舎の家をそっくり移す・鏡に姿をそっくり映して見る」など、そこにあるものに手を加えず・変化させずに、そのまま全部ほかの場所に移る・移すという意味を表す。
「一切合切」は名詞・副詞で「一切合財」とも書き、「いやなこと一切を忘れる・店の一切を息子に譲って隠居する・一切の費用を負担する・家財の一切を盗まれる」など、持っているも🔗⭐🔉
「一切合切」は名詞・副詞で「一切合財」とも書き、「いやなこと一切を忘れる・店の一切を息子に譲って隠居する・一切の費用を負担する・家財の一切を盗まれる」など、持っているもの・関係のあるものすべてという意味を表す「一切」の俗語的強意表現。「根こそぎ」は副詞で、草木の根を全部抜き取るという意味から「震災で根こそぎやられる・強盗に根こそぎ持って行かれる・昔の記憶は根こそぎない」など、跡形もなくなくなったり運び去られること、「洗いざらい」も副詞で、「洗いざらい愚痴〔ゴミ〕をぶちまける・洗いざらい白状する」など、今あるものすべてを外にきれいにさらい出すことを表す。
類義使分 ページ 710。