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「忙しくて徹夜が続いたらしい。そのため入院することになったそうだ・二人のことが噂されるようになってね。そのため彼女、会社を辞めちゃって」など、後の事柄が起こったのは、前🔗⭐🔉
「忙しくて徹夜が続いたらしい。そのため入院することになったそうだ・二人のことが噂されるようになってね。そのため彼女、会社を辞めちゃって」など、後の事柄が起こったのは、前の事柄のため(原因)ではあるが、前の事柄を乗り切るため(目的)ではない場合、つまり当然の結果・帰結とならない場合は「だから」には置き換わらないが、「それで」には置き換わる。
【例】
それで、どうなったのですか。もう少し詳しくお話しいただけますか。🔗⭐🔉
それで、どうなったのですか。もう少し詳しくお話しいただけますか。
置 換 =
置き換え可能。「それで」は「ちょっと困ったことが起きました。それで実はお願いがありまして・あ、それで今日、誰も来なかったのか。やっと分かったよ」など、前の話から「自分の🔗⭐🔉
置き換え可能。「それで」は「ちょっと困ったことが起きました。それで実はお願いがありまして・あ、それで今日、誰も来なかったのか。やっと分かったよ」など、前の話から「自分の考え・目的・おもわく」へと話を転じたり、分からなかった事情・経緯が、相手の話によって理解できた場合や、「それで何と言ったの・それで、それから ?」と、相手に話の続きをうながす・展開を求める場合に使われる。「しかし」「そして」を参照。
目的意識のある場合は「そこで」に置き換わり、「そこでものは相談なんだけど・そこで折り入って・そこでどうしたんですか」などと使うが、「それで」が「そんなわけでお願いが・そ🔗⭐🔉
目的意識のある場合は「そこで」に置き換わり、「そこでものは相談なんだけど・そこで折り入って・そこでどうしたんですか」などと使うが、「それで」が「そんなわけでお願いが・それだけじゃ分かりませんから続けて」といった理由を述べて、お願いする・頼むといったニュアンスで使われるのに対して、「そこで」は目的意識が前面に出て、話題を一転し、自分のことに相手を引き込んでいく・相手に催促するといった強引さが感じられる。
「じゃ、この話は一応ここまでにして。そこでですね、話をもとに戻しまして、さきほどの話をもう少し詳しくご説明しましょう」といった、聞き手のことは考えずに、話題をプレイバッ🔗⭐🔉
「じゃ、この話は一応ここまでにして。そこでですね、話をもとに戻しまして、さきほどの話をもう少し詳しくご説明しましょう」といった、聞き手のことは考えずに、話題をプレイバックすることは「それで」にはできない。「ところで・それはさておき・それはそうと」などは、完全に別の話題へと飛躍してしまうが、「そこで」には飛躍する能力はなく、前の話題との関係は保っている必要がある。「さて」「それとも」「ばあい」を参照。
類義使分 ページ 751。