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「したがって」はやや文章語。「だから」と同じ意味を表すが、「この計算では、この店の売り上げは、これ以上伸びそうもない。だから閉店か移転を考えた方がいい」など、話し手の意🔗⭐🔉
「したがって」はやや文章語。「だから」と同じ意味を表すが、「この計算では、この店の売り上げは、これ以上伸びそうもない。だから閉店か移転を考えた方がいい」など、話し手の意志とは関係のない、二つの事柄・事態の因果関係・論理的帰結を表す場合は「したがって」に置き換わるが、「頭が痛い。だから学校を休みたい」などは置き換えることができない。丁寧な話し言葉では「したがいまして」を使う。「いっしょに」を参照。
「ゆえに」は硬い文章語。数学・論理学・哲学など、純粋に論理を使って、仮定・条件から結論を導き出した場合に使われる。また「人間であるがゆえに、人の苦しみや悲しみが分かるの🔗⭐🔉
「ゆえに」は硬い文章語。数学・論理学・哲学など、純粋に論理を使って、仮定・条件から結論を導き出した場合に使われる。また「人間であるがゆえに、人の苦しみや悲しみが分かるのではあるまいか・ご注文のお品ができましたゆえ、お届けに参ります・あなたゆえの苦労なら厭いませぬ」など、形式名詞・接続助詞的な使い方がある。「それゆえに」は「だから」の文章語。「弟は大変な熱があった。それゆえ入院させることにした」などと使う。
「よって」は「それによって・そのような経緯〔事情〕によって」という意味で、「よってここに、卒業証書〔賞状〕を授与する・よって判決を申し渡す」など、儀式・議会・裁判所・学🔗⭐🔉
「よって」は「それによって・そのような経緯〔事情〕によって」という意味で、「よってここに、卒業証書〔賞状〕を授与する・よって判決を申し渡す」など、儀式・議会・裁判所・学校当局などが、何かを決定したり、決定事項を言い渡す場合に使われる堅苦しい話し言葉・書き言葉。文章語では「ゆえに」と同じ使い方をする場合がある。「えらぶ」「よる」を参照。
類義使分 ページ 752。