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 「今度の運動会、雨の降ったときはどうなりますか・一人で海外旅行をするときでも、旅行社とよく相談するのが賢明です」など、つまりまだ起こっていないことを仮定する場合、個別的🔗🔉

 「今度の運動会、雨の降ったときはどうなりますか・一人で海外旅行をするときでも、旅行社とよく相談するのが賢明です」など、つまりまだ起こっていないことを仮定する場合、個別的なことでも一般性のあることでも「場合」との置き換えが可能になる。「いま」を参照。

 「とき」が形式名詞の場合、「〜するとき〜する・〜するとき〜した・〜したとき〜する・〜したとき〜した」の四つの場合が考えられる。「〜するとき」は、その動作・状態が、起こる🔗🔉

 「とき」が形式名詞の場合、「〜するとき〜する・〜するとき〜した・〜したとき〜する・〜したとき〜した」の四つの場合が考えられる。「〜するとき」は、その動作・状態が、起こる前・と同時に・途中を表し、「〜したとき」は、 起こった後・と同時にを表すので、「ご飯を食べるとき(前)手を洗う・ご飯を食べるとき(前・と同時に)ビールを飲む」などは、時間の前後が逆になって、事柄の継起を表さないが、「〜たとき(後・と同時に)」にすると、「食べてから」に変わり、時間が順に流れて、事柄の継起を意味することになる。「雨が降っているとき家にいる」は同時性を表しているので、「〜いる〔いた〕とき〜いた」は可能だが、「〜いたとき〜いる」は不可能になる。

 「バスに乗ったときお金を払って下さい・毎日家に帰ったとき犬のポチに声をかける・雨が降ったときは家にいるつもりだ・早く寝たときはいつも深夜に電話がかかる」など、継起する事🔗🔉

 「バスに乗ったときお金を払って下さい・毎日家に帰ったとき犬のポチに声をかける・雨が降ったときは家にいるつもりだ・早く寝たときはいつも深夜に電話がかかる」など、継起する事柄で、習慣や一般的な事実・予定や予想・繰り返される状態などを表す場合は、「〜するとき」に置き換えても、同時性を強調するだけで、時間の前後が入れ替わるようなことは起こらない。どの場合でも、文末を「〜した」に置き換えて、過去の事実を表すことになる。 補 足 =

 「ところ」は名詞として、「所番地・お所とお名前を書いて下さい・友達のところへ遊びに行く」など、住所・特定の人の住まい、「所変われば品変わる・時と所をわきまえる・所狭しと🔗🔉

 「ところ」は名詞として、「所番地・お所とお名前を書いて下さい・友達のところへ遊びに行く」など、住所・特定の人の住まい、「所変われば品変わる・時と所をわきまえる・所狭しと物が並ぶ・外国ならどんなところへでも行ってみたい・時は春、所は東京のある下町」など、不定の地理的空間、「引っ越したばかりで寝るところもない・昨晩事件のあったところ・ポストのところで待っていて下さい・所を選ばずタバコを吸っては困る」など、特定の地理的空間、「背中のここのところが痛い・この歌は終わりのところがいい・初めのところから読んで下さい・一番言いたいところはどの部分ですか・見〔聞き〕どころ・印象に残ったところ」など、全体のある部分、「ここのところに問題がある・思うところを書いてみる・急を要しているところは証拠集めです・今忙しくてそれどころじゃない・勉強するどころか遊んでばかりいる・聞くところによると海外駐在とか」など、問題の核心部分など表す。

類義使分 ページ 903