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いち‐ろう【一臈】‥ラフ🔗🔉

いち‐ろう一臈‥ラフ (「一臘」と同源。仕官人の年功をかぞえる語) ①六位の蔵人くろうどや滝口たきぐちなどの首席の者。極臈ごくろう。平家物語5「当座に―を経ずして右馬允にぞなされける」 ②鎌倉幕府の制度で、当番人の筆頭。 ③年功によって長となった人。歌舞伎、鳴神「言訳ではないが―だけに其許を慰めんが為」

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いち-ろう【一臈】🔗🔉

いち-ろう ―ラフ [0] 【一臈】 (1)〔「臈」は「臘(ロウ)」の俗字。僧が受戒後一夏(イチゲ)の安居(アンゴ)を一度終えるのを法臘一歳という〕 一山中,法臘の数を最も多く積んだ僧。最も年功を積んだ僧。最上位の僧。「金峰山の別当は彼の山の―をなん用ゐける/今昔 28」 (2)最も年功を積んだ者。(ア)六位蔵人の首席の者。極臈(ゴクロウ)。「―の判官俊成/保元(上)」(イ)武者所の上席の者。「当座に―を経ずして右馬允(ウマノジヨウ)にぞなされける/平家 5」(ウ)舞楽で,第一の楽人。「羯皷(カツコ)は―これを掌り/舞楽図説」(エ)最長老。首席。「検校の―御職の家に集まりて/仮名草子・東海道名所記」(オ)鎌倉幕府で,当番人の筆頭の者。

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