に‐ぞう【二蔵】_‥ザウ 仏の教法の分類で、声聞_{しょうもん}蔵と菩薩蔵。すなわち小乗教徒たる声聞・縁覚のために説かれた四諦・十二因縁などの教法と、大乗教徒たる菩薩のために説かれた六度などの教法。

にぞう【仁蔵・二蔵】_‥ザウ 鍛冶屋の徒弟の通称。にすけ。

にぞう ニザウ 【仁蔵・二蔵】 近世，鍛冶(カジ)屋の徒弟などの通称。「鍛冶屋の―がふいご祭りにたべ酔うて/仮名草子・元の木阿弥」

に-ぞう ―ザウ [0] 【二蔵】 〔仏〕 仏の教法を声聞(シヨウモン)蔵と菩薩蔵の二種に分類したもの。声聞・縁覚(エンガク)に対する小乗の教え（声聞蔵）と，菩薩に対する大乗の教え（菩薩蔵）。