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広辞苑の検索結果 (11)

し‐だし【仕出し】🔗🔉

し‐だし仕出し】 ①工夫して作り出すこと。新案。新趣向。新流行。鶉衣「―の煙草入売」。「―菓子」「―模様」 ②よそおい。おめかし。好色一代男7「小脇指の―常とはかはり」 ③注文の料理を調えて届けること。出前でまえ。浄瑠璃、今宮の心中「何の料理につかうても、―が甘いわ扨」。「―の弁当」 ④財産を作り出すこと。日本永代蔵6「これらは近代の出来商人できあきんど、三十年このかたの―なり」 ⑤演劇・映画などで、本筋に関係がなくてちょっとあらわれるだけの端役。歌舞伎、助六所縁江戸桜「女郎買の―」 ⑥建物などで、外側へ突き出して構えた部分。縁側など。 ⇒しだし‐いしょう【仕出し衣裳】 ⇒しだし‐おんな【仕出し女】 ⇒しだし‐じょろう【仕出し女郎】 ⇒しだし‐ぞめ【仕出し染】 ⇒しだし‐な【仕出し名】 ⇒しだし‐にょうぼう【仕出し女房】 ⇒しだし‐にんぎょう【仕出し人形】 ⇒しだし‐べんとう【仕出し弁当】 ⇒しだし‐めし【仕出し飯】 ⇒しだし‐や【仕出し屋】

しだし‐いしょう【仕出し衣裳】‥シヤウ🔗🔉

しだし‐いしょう仕出し衣裳‥シヤウ 流行の衣装。新しい趣向をこらした衣装。好色五人女3「―の物好み」 ⇒し‐だし【仕出し】

しだし‐おんな【仕出し女】‥ヲンナ🔗🔉

しだし‐おんな仕出し女‥ヲンナ (→)仕出し女房に同じ。 ⇒し‐だし【仕出し】

しだし‐じょろう【仕出し女郎】‥ヂヨラウ🔗🔉

しだし‐じょろう仕出し女郎‥ヂヨラウ 新しくはやりっ子になった女郎。傾城禁短気「太夫職にも劣らぬ―といふ衣裳つき」 ⇒し‐だし【仕出し】

しだし‐ぞめ【仕出し染】🔗🔉

しだし‐ぞめ仕出し染】 新案の染め方。 ⇒し‐だし【仕出し】

しだし‐な【仕出し名】🔗🔉

しだし‐な仕出し名】 新趣向の名。 ⇒し‐だし【仕出し】

しだし‐にょうぼう【仕出し女房】‥バウ🔗🔉

しだし‐にょうぼう仕出し女房‥バウ 流行の衣装を身につけた、おしゃれな女。 ⇒し‐だし【仕出し】

しだし‐にんぎょう【仕出し人形】‥ギヤウ🔗🔉

しだし‐にんぎょう仕出し人形‥ギヤウ 新工夫のあやつり人形。 ⇒し‐だし【仕出し】

しだし‐べんとう【仕出し弁当】‥タウ🔗🔉

しだし‐べんとう仕出し弁当‥タウ 料理屋などが注文に応じて調製し届ける弁当。 ⇒し‐だし【仕出し】

しだし‐めし【仕出し飯】🔗🔉

しだし‐めし仕出し飯】 注文によって料理屋から届ける食事。世間胸算用2「毎月宿も定めず一匁の―をあつらへ」 ⇒し‐だし【仕出し】

しだし‐や【仕出し屋】🔗🔉

しだし‐や仕出し屋】 料理や弁当などの仕出しをする家。また、その人。 ⇒し‐だし【仕出し】

大辞林の検索結果 (4)

し-だし【仕出し】🔗🔉

し-だし [0] 【仕出し】 (1)注文により,料理・弁当を作って届けること。また,その料理。出前。 (2)演劇で,通行人・群衆など,ごく軽い役。また,その役で出演する下級の俳優。 (3)工夫や趣向をこらすこと。新案。「さもなき調度のたぐひ,是は―の風流なり/鶉衣」「大晦日(オオツゴモリ)の夜のお祖母(ババ)を返せは我等が―/浮世草子・胸算用 5」 (4)装いをこらすこと。おしゃれ。おめかし。「都の呉服店(ゴフクダナ)の奥さまといはるる程の人,みな遊女に取り違へる―なり/浮世草子・胸算用 2」 (5)財産を作り出すこと。「是らは近代の出来商人三十年此かたの―なり/浮世草子・永代蔵 6」

しだし-べんとう【仕出し弁当】🔗🔉

しだし-べんとう ―タウ [4] 【仕出し弁当】 料理屋・仕出し屋などに注文して作らせた弁当。

しだし-や【仕出し屋】🔗🔉

しだし-や [0] 【仕出し屋】 料理や弁当などの仕出しをする家。また,その人。

しだし【仕出しをする】(和英)🔗🔉

しだし【仕出しをする】 supply dishes to order.仕出し屋 a caterer (人);→英和 a caterer's (shop).

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