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広辞苑の検索結果 (4)
またく【全く】🔗⭐🔉
またく【全く】
〔副〕
(形容詞マタシの連用形から)すっかり。まったく。宇津保物語蔵開中「これをいと―返し奉るは」
まったく【全く】🔗⭐🔉
まったく【全く】
〔副〕
(マッタイの連用形から)
①ことごとく。すべて。「―死に絶えてしまった」「彼と―同意見です」
②じつに。まことに。「―君の言う通りだ」
③(下に打消の語を伴って)決して。全然。平家物語7「是は―私の火にはあらず、神火なり」。「―話にならない」
④(「―の」「―だ」の形で)まこと。本当。「―の素人しろうとだ」
⇒まったく‐の‐ところ【全くの所】
⇒まったく‐もって【全く以て】
まったく‐の‐ところ【全くの所】🔗⭐🔉
まったく‐の‐ところ【全くの所】
「まったく」を強調した言い方。「―何の方策もない」
⇒まったく【全く】
まったく‐もって【全く以て】🔗⭐🔉
まったく‐もって【全く以て】
「まったく」を強めていう語。「―けしからん」
⇒まったく【全く】
大辞林の検索結果 (6)
またく【全く】🔗⭐🔉
またく [0] 【全く】 (副)
「まったく(全)」に同じ。「―効なきものともなるべし/小説神髄(逍遥)」
全く
する🔗⭐🔉
全く
する
「まっとうする」に同じ。「陰徳を施して寿命を―
した話/怪談牡丹灯籠(円朝)」
する
「まっとうする」に同じ。「陰徳を施して寿命を―
した話/怪談牡丹灯籠(円朝)」
まったく【全く】🔗⭐🔉
まったく [0] 【全く】 (副)
〔形容詞「まったい(全)」の連用形から〕
(1)否定表現と呼応して,それを強調する。全然。まるっきり。「―お酒を飲まない」「人が―訪ねて来ない」
(2)(ア)完全に。すべて。「家具を―新しくする」「―健康になった」「―の素人」「勝負―終へて帰途に就く頃は雨も―晴れにき/筆まかせ(子規)」(イ)肯定表現と呼応して,それを強調する。自分の言うことにうそや誇張のないことを示す。本当に。実に。「―彼にも困ったものだ」「―其のつもりで言つたんですが/婦系図(鏡花)」(ウ)相手の言うことに同感であることを示す。本当に。実に。「―そのとおりだ」「『末が思いやられるね』『―だ』」
〔「―の」などの場合,アクセントは [4][0]〕
まったく=のところ🔗⭐🔉
――のところ
「全く」を強めていう語。実際のところ。「―ほとほと困りきっている」
まったく=もって🔗⭐🔉
――もって
「全く」を強めていう語。本当に。「―言語道断な話だ」
広辞苑+大辞林に「全く」で始まるの検索結果。