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広辞苑の検索結果 (2)

かん‐い【冠位】クワンヰ🔗🔉

かん‐い冠位クワンヰ 冠によって表示された位階。日本では7世紀末まで、位記のような辞令でなく、朝廷でかぶるべき冠そのものを与えて身分すなわち位階を表示させた。 ⇒かんい‐じゅうにかい【冠位十二階】

かんい‐じゅうにかい【冠位十二階】クワンヰジフ‥🔗🔉

かんい‐じゅうにかい冠位十二階クワンヰジフ‥ 冠位の最初のもの。603年に聖徳太子・蘇我馬子らが制定した冠による位階。冠名は儒教の徳目を参考にして徳・仁・礼・信・義・智とし、おのおのを大・小に分けて十二階とした。各冠は色(紫・青・赤・黄・白・黒)とその濃淡で区別、功労によって昇進。蘇我氏は皇室と共に授ける側にあった。 ⇒かん‐い【冠位】

大辞林の検索結果 (2)

かん-い【冠位】🔗🔉

かん-い クワン [1] 【冠位】 (1)冠(カンムリ)と位。 (2)冠の色や材料によって表す官人の朝廷における位階,およびその制度。推古天皇の時(603年),冠位十二階を定めたのに始まる。その後天武天皇の時,親王四階,諸王八階,諸臣四十八階に改められたが,文武天皇の時(701年),位記をもって代えられるまで約百年間続いた。

かんい-じゅうにかい【冠位十二階】🔗🔉

かんい-じゅうにかい クワンジフニ― [1]-[3] 【冠位十二階】 603年,聖徳太子が制定した冠による位階制。徳・仁・礼・信・義・智をそれぞれ大小に分けて十二階とし,冠を六種の色(紫・青・赤・黄・白・黒)で,大小はその濃淡で区分けして,位階を示した。

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